マネジメントを学ぶ努力をしていない

米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手の
インタビューがネットに掲載されていました。

 

メジャーを超えるために日本球界へ提言
というテーマでインタビューを受けています。

 

メジャーを超えるために日本球界へ提言
https://www.sanspo.com/article/20240116-GGGIC3LR4VJLLHD6IMYHWYLINU/

 

その中で、ダルビッシュ有選手は
こんなことを言っています。

 

走り込み(が重要視される考え)は、
コーチたちがそれしか手段を知らないから。

手段はいろいろあるのに、
何となく『お前は下半身が弱いから走れ』
っていう方法しか示すことができない。

これは、やっぱりその人の人生を考えても
リスペクトに欠けるし、

これだけいろんな情報があふれている世の中で、
まだそこですかって。

その選手の野球人生を終わらせかねない。

常にその選手のベスト、
今の世の中で提供できるベストを考えるのが
指導者だと思う。

そこに対する努力はしないといけない。

 

耳が痛い話かもしれませんが、
これは、ほとんどの組織の上司に
当てはまる話だと思います。

 

私は、組織作りのコンサルティングや
チームビルディング経営塾で
組織作りの原理原則をお伝えしていますが、
ほとんどの方が、知りません。

 

組織作りや人材育成について
様々な研究がされてきて
やり方も確立しているのに、
学んでいません。

 

ダルビッシュ有選手が言う通り

これだけいろんな情報があふれている世の中で、
まだそこですかって。

と思う時もあります。

 

でも、そもそも、
組織作りの原理原則を
教えてくれるところがありません。

 

教えてもらえなくて知らないなら、
まだしも、誤った理解をしているケースもあります。

 

最近、多くの会社さんで
ジョブ型人事制を導入したなんて
話を聞きますが、
そのほとんどの会社で
賃下げの手段になってしまっています。

 

本来のジョブ型人事制度は、
役割や業務に応じた賃金を
支払えるようにすることで、

 

ビジネスモデルの変化に
チャレンジをしやすくしたり、
ビジネスサイズの変化に
対応しやすくするためにあります。

 

つまり、経営戦略があって、
その経営戦略を実現するために
人事戦略があります。

 

ジョブ型人事制度を入れれば良い
という問題ではなくて、
どのような経営戦略を描くのか?
のほうが大事です。

 

しかし、人事制度を運用する人たちが
そもそも、経営戦略を理解していない
ということが多いです。

 

だから結局、人事制度を作っても、
現状に合わなくて、
制度が活かせないという
問題が起こります。

 

人事制度の問題でなく、
経営戦略と人事制度のつながり
の問題です。

 

そして、それをつなげるのが
マネジメントです。

 

そもそも、マネジメントのやり方が
いろいろあるにもかかわらず、
それしか学ばないから、
相変わらず、賃下げしかできない・・・

 

そんなことだろうと思います。

 

だから、マネジメントを学ぶ努力が
必要だと思っています。

 

そんなマネジメントを学べるのが、
ここのところ、ブログに書いている
「戦略人事超実践講座」です。

 

昨年、受講された会社さんは、
それぞれ、課題を特定することができて
解決に向けて動き出しています。

 

みなさん、おっしゃるのは、
どこから手をつけたらよいのか?
分からなかったということです。

 

「戦略人事超実践講座」では、
組織診断を行い、問題の特定から始めます。

 

問題が特定できれば、
適切な解決手法が見つかります。

 

課題解決手法については、
タレントマネージメント、サクセッションプラン、
ジョブ型人事制度、OKRや1ON1、など、
いろいろありますが、

 

それぞれの仕組みついて
必要とされる背景を解説した上で、
自社にどのように導入するれば効果が出るのか?
マンツーマンでコンサルティングをしながら、
できることから始めます。

 

その結果、
とにかく、始めることができて良かった!
というお声をいただきました。

 

人と組織の問題について、
ずっと同じ問題を抱えているという声を
聞くことが多いです。

 

確かに、打ち手の効果が出るのには、
時間がかかりますが、
そもそも、始めないことには、始まりません。

 

人と組織の問題について、
解決に向けて動き出すことが大事だと思います。

 

そのためにも、「戦略人事超実践講座」を
お勧めしたいと思います。

 

そんな「戦略人事超実践講座」の
説明会を兼ねたオープンセミナーを開催します。

 

イメージとしては、100名以上の企業で
総務部から人事部を分けたほうがいいかな?
と思っているような企業の方向けの
内容になっています。

 

セミナーの講師は、私ではなく、
チームビルディングの仲間で、
かつてトヨタ自動車で
トヨタ式問題解決法を整理・体系化し、
全社に広める仕組みを構築した
菅生としこさんです。

 

私もオープンセミナーには参加しますし、
戦略人事超人選講座では、
講師を務めます。

 

経営戦略を人事制度につなげたいな!
と思っている経営者の方、
人事担当者の方、
まずは、オープンセミナーに参加しませんか?

 

詳しくは、コチラをご覧ください。

「成果を出す戦略人事」超実践セミナー
https://sokoage.net/senryakujinji/

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

「成果を出す戦略人事」実践セミナー

 

<セミナーの概要>

『この会社は上手くいっている!』
そう思えないと、人は残りませんし、人も育ちません。

大事なことは、経営戦略と人事戦略がつながっていることです。

しかし、実際は、そうなっていないことが多いです。
それは、どうやってつなげればよいのか?
分からないからだと思います。

それには、原理原則があります。

原理原則は、規模が小さくても大きくても同じですが、
大きな組織を動かそうとすると、人事部だけでなく、
各部署を納得させる必要があります。

そのためには、診断などの客観的なデータや
ジョブ型、OKRなど時代にあった施策を
取り入れる必要があります。

それが、まさに戦略人事です。

このセミナーでは、組織作りの原理原則をお伝えし、
組織にどのように落とし込んでいくのか?
お話します。

<参加>

オンライン/ZOOM
リアル/品川

<日時と定員>

2月9日(金) オンライン 14:00〜16:30 5名

2月16日(金) オンライン 14:00〜16:30 5名

2月20日(火) 品川 14:00〜16:30 5名

2月28日(水) オンライン 14:00〜16:30 5名

<参加費用>

5500円(税込み)

<詳細はコチラ>
https://sokoage.net/senryakujinji/

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