なぜ、依頼された研修をしないのか?

組織の相談を受けていると
仲が悪いとか、いじめがあったとか、
仲がいいだけで本音が言えていないとか、
人間関係の相談をされることがあります。

いつもブログに書いていますが、
組織の成果は、
「人材力」×「組織力」×「関係力」です。
(SSR理論)

この3つの「力」が掛け合わされて、
組織の成果につながります。

また、順番も大事で、
「人材力」⇒「組織力」⇒「関係力」で
整えていく必要があります。

だから、人間関係に問題があるなら、
その1つ前の「組織力」から整えないと、
問題は解決しません。

組織力というのは、
組織運営に必要な要素である
目的や目標、ルール、役割や組織図
のことを言います。

人間関係が悪いという時に
メンバーの役割が決まっていないから、
なんであの人に言われないといけないの?
という話になります。

この時に、
その人がリーダーの立場にあることが
明確に示されていれば、
言われても納得がいきます。

また、
リーダーがメンバーに指導する時に、
リーダーの感覚で注意をしていると、
同じ行動をしていても
注意されたり、注意されなかったりして
不信感につながります。

そうならないように、
会社としてルールを明確にして、
リーダーはルールに基づいて指導する必要が
あります。

このように人間関係が悪いのは、
「組織力」が明確でないからです。

だとすると、
打ち手は「組織力」の強化です。

こういうことが分かっていると、
お客様から人間関係が悪いから
コミュニケーションの研修をして下さい
と言われた時に
「研修では問題が解決しません!」
と言い切れます。

もっとも、コミュニケーションの技術は、
いつ何時でも必要なことなので、
研修に意味がないとは言いません。

しかし、問題解決に有効か?と言われると、
成果にはつながりにくいと思います。

根本的に問題解決しようとしたら、
目的や目標、ルール、役割や組織図
といった「組織力」の強化が必要です。

「組織力」を整えられるのは会社なので、
まずは、会社で「組織力」を整えて、
それを周知し、理解してもらうための
研修をすることになります。

ただ、ここで忘れてはいけないのが、
「人材力」⇒「組織力」⇒「関係力」です。
(SSR理論)

目的や目標、ルール、役割や組織図
といった「組織力」は、
その組織の「人材力」によって決まります。

人はできることしかできません。

「人材力」に合わせた
「組織力」の設定が必要になります。

私がその組織に初めて関わる時に、
その組織の「人材力」が把握できていません。

そこで、私がやることは、
「効き脳」の研修をやります。

組織のメンバーに「効き脳」診断をして、
メンバーの皆さんに自分の「強み」を
把握してもらうと同時に
私もメンバーの皆さんの「強み」を把握します。

さらに、メンバーの皆さんに
職場体験ゲームをやっていただき、
そのゲームの進行の様子を見ながら、
「人材力」×「組織力」×「関係力」が
機能しているか?を把握します。

その上で、本当に
「組織力」に問題があるのか?判断して、
打ち手を考えるようにしています。

私は人前で話すのが苦手で、
研修も上手ではないのですが、
そもそも、コンサルタントなので、
問題解決をするのが仕事だと思っています。

そのため、依頼された研修を
私がそのまますることはないのです。

今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。

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