透き通る世界で面談する

先日、映画 『鬼滅の刃 無限城編』
2回目を見に行きました。

原作を何度も読んでいるので、
映画を何回も見ることもないのですが、
見たくなるのが鬼滅の刃の魅力です。

アニメーションが
素晴らしいのもあるのですが、
何よりも話がよくできているのです。

悪者が悪者のままに終わることなく
悪者なりの背景が描かれているのです。

見れば見るほど、気づきがあります。

ネタバレしても良いと思うのですが、
主人公が強敵を倒す場面で、
主人公が透き通る世界に入ります。

透き通る世界というのは、
五感を開き体の血管の隅々まで
認識した状態で、
必要のない感覚をそぎ落としていくことで
たどり着ける至高の極致のことです。

この透き通る世界に入ると、
殺気や闘気がゼロになります。

そのため、気配を消した状態で
敵に近づくことができるようになります。

私が面談をしている時に
やっているのはこれだ!と思いました。

もちろん、こんな極地に至っている
訳ではありませんが、
とにかく、無になって、
良い悪いの判断を手放して、
話を聴くようにしています。

良い悪いの判断を手放すと、
相手に対する殺気や闘気が
ゼロになります。

相手の話を聞きながら、
否定しようとか、
ダメ出ししようとすると、
相手に伝わります。

そうなると、相手は話しづらくなります。

相手が話してくれないと
相手が何を考えているのか?
分かりません。

だから、話してもらうことが大事で、
話してもらうためには、
この人は聴いてくれる人だと
思ってもらう必要があります。

その時に大事なことが、
良い悪いの判断を手放すこと、
つまり、透き通る世界に入ること
なんだと思います。

主人公は、透き通る世界に入るための
必要なことをこう語っています。

単純に無駄な動きが多かったんだと思う。
大切なのは正しい呼吸と正しい動き最小限の動作で
最大限の力を出すことなんだ

そうすると
段々頭の中が透明になってくる。

話の流れをコントロールしようとすると
質問者の話す時間が長くなります。

自分が欲しい答えを言わせるような
質問をしようとするからです。

誘導しようとすると力が入ります。

それに対して、相手の話したいことを
話せるように促していくと
相手は勝手に話し出します。

こちらは、うなずいているだけで
問題に本質にたどり着いて、
相手は問題解決できたりします。

最小限の動作で最大限の効果を生む

それは、以前、ブログで書いた
相手の脳で考えるということです。

「相手の脳で考える面談にするには?」

相手の脳で考えることで、
自分の脳で考える必要はなくなります。

だからこそ、相手のことが良く見えて、
話全体の流れも見えてくるのだと思います。

いつも、こんな風にできるわけでは
ありませんが、
上手く行っていないと気付いた時に
軌道修正ができるようになりました。

主人公はこうも言っています。

頭の中が透明になると
透き通る世界 が見え始める。
しかしこれは力の限りもがいて
苦しんだからこそ届いた 領域 。

うまく面談ができなくても、
その結果を受け入れて、
やり続けることでしか
届かない領域なんだと思います。

最初からうまくいけばいいですが、
そうでないことの方が多いです。

それでも、あきらめずに
やり続けることで
透き通る世界で面談ができるように
なると思います。

先日、ご紹介した面談シートが
手助けになると思うので、
是非、使ってみて下さい。

『ここのまま話せば、社員が辞めなくなる面談シート』

https://robotjinji.co.jp/mendan_sheet

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

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