先日、管理署の方と面談している時に
こんな話になりました。
若手の社員が退職してしまって、
そうなる前にもっと話を聴いておけば
よかったと思っています。
そうなんですよね!
最近の若い社員さんは、
自分で自分のことを表現しないのに、
自分のことを分かってもらいたい
という気持ちが強いように思います。
「何かあったら、いつでも相談に乗るよ!」
と言っていても、
相談に来ることはありません。
「ちょっといいですか?」と言ってくる時は、
もう辞める気持ちが固まっていたりします。
辞めると言ってくるならまだよいですが、
退職代行会社から電話が来たりすると
上司としては、落ち込みます。
正直、辞める人は、
何をやっても辞めるので、
話を聴く、聴かないの話ではないのですが、
それでも、すれ違いや思い違いは、
なくなると思います。
では、どうしたら、
若手の社員さんの話を聴けるように
なるのでしょうか?
それは、面談です。
上司の方は、常に忙しいですし、
部下からしたら、
上司の時間をもらうことには、
ためらいを感じます。
特に、最近は、
上司と部下の年齢が離れていることもあって
ただでさえ、声をかけづらいところもあります。
だから、
面談の機会を部下に作らせるのは、
無理があります。
ですので、上司が面談の機会を
作る必要があります。
その面談は2種類あると
思っています。
一つ目は、定期的な面談です。
あらかじめ面談の日程を
決めておくことです。
今やっている面談が終わったら、
次の面談の日程を決めることを
ルールにすれば、
定期的に面談ができます。
二つ目は、面談以外の面談です。
面談以外の面談とは「雑談」です。
実は、雑談にも
スキルが必要だと思っています。
大事なことは、
「クローズドクエスチョン」と
「オープンクエスチョン」の
2種類を使うことです。
「クローズドクエスチョン」とは、
「はい」「いいえ」の二者択一で
相手が明確に答えられる質問です。
例えば、「雨は降ってますか?」
といったものです。
「オープンクエスチョン」とは
相手に自由に答えてもらう質問です。
例えば、「雨が降っていましたが、
どうやって会社まで来たの?」
といったものです。
相手が自由に答えられる質問です。
最初は、クローズドクエスチョンで
簡単に相手に答えてもらって
テンポが出てきたら
オープンクエスチョンに切り替えて
いくようにすると
スムーズに雑談ができるようになります。
考えすぎると難しく感じるかも
しれませんが、雑談の最初だけです。
相手が話し始めたら、
あとは勝手に話が弾みます。
自分の話を聴いてくれる人に
信頼感を抱きます。
いかに相手の話を聴くのか?が
大事だと思っています。
というわけで、
面談も大事なんですが、
面談以外の面談も大事なのです。
参考になればと思います。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
TB経営塾12期を開催します!
チームビルディング経営塾はこんな方におすすめです
◆社員を巻き込んで経営したいのにどうしてよいか分からない経営者の方
◆今いるメンバーでももっと成果が出せると思っているのに上手くいっていない経営者の方
◆人が辞めてしまう、人が育たないなど、人の問題で悩んでいる経営者の方

組織づくりのノウハウを
全6回の講座で学ぶことができます
チームビルディング経営塾の詳しいことはコチラ
https://robotjinji.co.jp/teambuilding_keieijuku-12
興味のある方はコチラにお問い合わせください!
コメントを残す