前回のブログで、
部下との面談には、
面談以外の面談(雑談)が必要だ
と書きました。
実は、雑談ができていないことが、
多くの会社で1ON1面談が
上手く行っていない理由だと思っています。
では、なぜ、雑談ができていないことが、
1ON1面談が上手く行かない理由に
なるのでしょうか?
それは、雑談もしたことがない人から
いきなり面談をされても、
何をどこまで話してよいのか?
分からないからです。
そもそも、話をするにあたって、
前提というものが必要になります。
部下であれば、
・年齢
・どこに住んでいるのか?
・出身地はどこなのか?
・家族構成は?
・好きな食べ物は?
・好きな本・映画・ドラマ
・趣味
・将来の夢ややりたいこと
・前職・経験・スキル
・得意なこと
・苦手なこと
・好きなこと
・尊敬している人
・困っていること・悩んでいること
といったものが
話をする上で前提になります。
こういった前提の情報が共有された上で
話をするから、
安心して話をすることができます。
私の話になりますが、
私はブログで自分のことを書いていて、
お客様はそれを読んでくれているので、
スムーズに話をすることができます。
もし、私がブログを書いていなければ、
もともと自己表現が低いので、
ここまで上手く仕事ができているのか?
自信がありません。
ほとんどの人はブログなんて
書いていないでしょうから、
雑談の中で、前提の情報を収集する
必要があります。
こういう話をすると、
そんなプライベートなことに踏み込んでも
よいのでしょうか?
という相談を受けます。
もちろん、本人が話したくないことまで
聴くことはできませんが、
逆に前提の情報を共有することなく
どうやって話をするのでしょうか?
上手く行かないやり方でやっているから
上手く行かないのです。
では、どうすれば、
前提の情報を共有できるのか?
それには、まず、
上司が自分の話をすることです。
上司が話をすることで、
共通の話題が見つかったり、
こんなことを話していいんだ!と
部下が思えるようになります。
また、会社の仕組みとして、
自己開示をしやすくすることも
大事だと思います。
私がコンサルティングに入る時に
効き脳診断を受けてもらって、
その診断結果を共有する場をつくるのも
組織における前提の情報を共有する
目的をもってやっています。
コロナ禍を経て、
在宅勤務を希望する人が
増えているという話もありますが、
前提の情報を共有できないままで
仕事をしても、
いつか限界がやってくると思います。
人間は社会的な動物なんだと思います。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
TB経営塾12期を開催します!
チームビルディング経営塾はこんな方におすすめです
◆社員を巻き込んで経営したいのにどうしてよいか分からない経営者の方
◆今いるメンバーでももっと成果が出せると思っているのに上手くいっていない経営者の方
◆人が辞めてしまう、人が育たないなど、人の問題で悩んでいる経営者の方

組織づくりのノウハウを
全6回の講座で学ぶことができます
チームビルディング経営塾の詳しいことはコチラ
https://robotjinji.co.jp/teambuilding_keieijuku-12
興味のある方はコチラにお問い合わせください!
コメントを残す