お化けのままでは退治できない

組織が上手く行っていない相談を受けると
マネジメントが上手く行っていない
という話になります。

そこで、相談をした方に
「マネジメントって何ですか?」
と質問をすると、
答えられないことが多いです。

マネジメントが上手く行っていない
と言っていたのに、
マネジメントって何か?と聞くと、
答えられない・・・

そうなると、そもそも、
マネジメントなるものが存在しているか?
どうか?も怪しくなります。

まるで、お化けです。

存在しているか?どうか?分からないものを
どうにかできるものではありません。

では、そもそも、
マネジメントとは何なんでしょうか?

組織学の大家ピーター・ドラッカー氏は、
「マネジメントとは、
組織に成果を上げさせるための機能である」
と定義しています。

なるほど・・・と思いますが、
正直、このままだと、
言葉の意味は分かりますがイメージが湧きません。

では、私なりに
イメージが湧くように言い換えるとしたら、
「組織で目標達成するための手法」です。

例えば、
スポーツで言えば、相手に勝つことですし、
会社で言えば、売上目標を達成することです。

この時に大事なことは、
①目標を決める
②どうやって目標達成するのかを示す
③そのプロセスを実行する

です。

そう考えた時に、
マネジメントが上手く行っていないというのは、
どこが上手く行っていないのでしょうか?

①目標を決める
そもそも、何を目指しているのか?
明確になっていないマネージャーがいます。

これは、会社が目指していることが、
そもそも、明確になっていない場合もあるし、
会社が目指していることにコミットしていない
場合もあります。

いずれにしても、目標を決めてもらうことが
必要になります。

さらに、その決めた目標を
メンバーにコミットしてもらう必要があります。

マネージャーが会社の目標にコミットしないと
動かなかったように、
メンバーもチームの目標にコミットしないと
動かないからです。

②どうやって目標達成するのか?を示す
目指すゴールが決まっても、
ゴールを目指すルートはいくつもあります。

チームとしてのルートを示さないと
メンバーは各々自分がよいと思う
ルートを行こうとします。

ここは、マネージャーが
チームとして進むルートを示す必要があります。

ただ、これも目標と同じで、
メンバーにコミットしてもらわないと動きません。

メンバーがコミットできるように
伝える必要があります。

③そのプロセスを実行する
プロセスが決まったら、
そのプロセスを実行する必要があります。

進捗のズレを把握して、
そのズレを修正を指示します。

いったん、コミットしてもらったメンバーも
理解が十分でなかったり、
気持ちが変わったりすることもあります。

ゴールに到達するまで、
コミットをしてもらいながら、
プロセスを管理していく必要があります。

以上がマネジメントのポイントです。

マネジメントが上手く行っていない
という時に、
どの段階で上手く行っていないのか?

それによって打ち手も変わってきます。

まずは、そのチームを見るところから
始める必要があると思っています。

お化けのままでは退治できませんから・・・

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

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