前回のブログで
指示がうまく伝わらないのは
文章が読めていないからなのかもしれない
ということを書きました。
「 もしかして文章が読めていないかもしれない 」
文字自体は認識できても
文章が正しく読み取れない・・・
この状態を「機能的非識字」と言います。
世界に5人に1人が
機能的非識字を含む非識字と言われています。
義務教育の日本においては、
この数字はもっと低いと思いますが、
中小企業においては、
感覚で申し訳ないのですが、
ほぼこの数字なのではないか?と思います。
そうだとすると、
事業計画書を作って、
社員に配ったとしても、
正しく文章を読み取れないので、
伝わらないということがあるのだと思います。
中小企業の現場で、
組織をコンサルティングをしていると、
原理原則が当てはまらないと
感じることがあります。
それは、原理原則が
当てはまらないのではなく、
もっと手前のところの前提が
揃っていないからだと思います。
それに「機能的非識字」が関係している
と考えています。
だから、「機能的非識字」の状態を
改善してからでないと、
原理原則が当てはまらないのではないか?
と思うのです。
では、「機能的非識字」の状態を
どうやって改善したらよいのでしょうか?
それは考える力を鍛えるしかない
と思っています。
文字自体は認識できても
文章が正しく読み取れないのは、
考える力が不足しているからです。
では、どうしたら、
考える力を鍛えることができる
のでしょうか?
それは、質問することです。
人は質問をされると考えようとします。
だから、上司は部下に
質問をすることが大事なのです。
質問をしながらマネジメントするのが、
コーチングです。
上司はコーチングで質問をすることで、
部下に考えてもらって、
自分で決めて行動をしてもらいます。
そして、やってみたことを質問をして、
考えてもらって、
自分で決めて行動してもらいます。
これを繰り返すことで、
考える習慣を身につけてもらいます。
考える習慣がないなら、
考えもらう機会を作ればよいのです。
考える力がつけば、
「機能的非識字」の状態も
改善できると思っています。
繰り返し考える機会をつくることで
いかに考える力をつけさせるか?が
人を育てるには大事だと思っています。
考えなくなった時代だからこそ
人を育てようとしたら、
教える側にコーチングする力が
必要になるのです。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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