部下がチャレンジできる環境を作るには?

先日、管理職の方とお話をしている時に
今の若手社員がチャレンジしようとしない
と嘆いていました。

お客様の所に行って、商談する時に
せっかくのチャンスだと思って、
若手社員に提案書のプレゼンを
お願いしたら、
固く拒まれてしまったそうです。

世の中でよく言われているように
今の若い人達は失敗を恐れています。

いかに失敗をしないようにするか?を
考えている人が多いように思います。

失敗しない一番の方法は、
チャレンジをしないことです。

しかし、チャレンジしないと
できることが増えていきません。

できることが増えないと成長はできません。

そして、成長できなければ、
会社も本人に、より高度な仕事を
任せることができません。

結果として、給与を上げることも
難しくなってしまいます。

給与が上がらなければ、
それはそれで辞めていきますから、
部下をやめさせたくない上司は、
チャレンジさせようとします。

しかし、部下は失敗したくないので、
チャレンジしない・・・

そこで、上司は部下を安心させようとして
こんな風に伝えます。

失敗しても大丈夫だから!

しかし、これでは安心できません。

なぜなら、失敗したくないのに、
失敗することが前提になっているからです。

若手は失敗したくないのです。

だから、若い人たちには、
この言葉は響かないのです。

では、何と言ったらよいのでしょうか?

それは・・・

失敗しないように
サポートするからやってみよう!

我々のように失敗してなんぼ
と思っている人からすると、
なんと過保護なんだ!
と思われるかもしれません。

しかし、これについては、
それほど心配する必要はない
と思っています。

なぜなら、そんなことを言っても
チャレンジをすれば、失敗するからです。

こんな話をすると
甘やかしているように思われるかもしれませんが、
これこそがマネジメントだと思っています。

以前、こちらのブログで
丸投げと任せるの違いについて書きました。

「丸投げと任せるの違いは?」

丸投げと任せるの違いは、
指示が明確かどうかです。

さきほどの
失敗しても大丈夫だから!は
「丸投げ」です。

失敗しないように
サポートするからやってみよう!は
「任せる」です。

ブログに書いたように「任せる」場合は、
①期限
②優先順位(判断基準)
③目的・背景
④レベル
を明確にして伝えます。

「任せる」場合は、指示が明確なので、
そんなに外れたことにはなっていない
と思います。

つまり、失敗しても取り返しが効きます。

取り返しが効く失敗は失敗ではありません。

上手くいかなかっただけです。

だから、文字通り、
失敗しないようにサポートができるのです。

他人は変えられません。

若手社員がチャレンジしないのは、
変えられません。

上司ができることをするしかないと
思っています。

そういう意味で、まずは、
上司が任せられるようになることです。

上司の皆さんは
失敗に慣れていると思うので、
失敗しても大丈夫です(笑)。

いずれにしてもチャレンジあるのみ!

まずは、上司である我々が、
「任せる」ことができるようになるように
チャレンジしていましょう!

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

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