過去は変えられないが未来は変えられる

昨日、映画
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
を見に行きました。

公開40周年限定上映ということで
2025年12月12日から18日の1週間
映画館で上映されています。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
公開40周年限定上映

https://www.universalpictures.jp/micro/bttf40

40年経っても
ハラハラドキドキしながら
見ることができました。

名作中の名作だと思います。

タイムマシーンで過去に戻って、
自分に関わることを変えてしまい、
そうなると、自分の存在が消えてしまうので、
それを元に戻そうとするストーリーです。

過去を変えれば未来が変わるので、
元の未来に戻ることはできません。

やはり、論理的に考えても、
過去へのタイムトラベルは難しいと思います。

過去に行って過去を変えるのは
映画の中の話です。

私が組織のコンサルティングをしている時に
いつも思っていることは、
過去は変えられないということです。

過去が変えられないなんて、
当たり前のように思われるかもしれません。

しかし、組織の中では、
過去を変えようとすることが、
しょっちゅう行われています。

それは・・・

どうしてそんなことをしたの?
と過去を責めることです。

どうしてそんなことをしたの?
と過去を責めても、
過去は変えられません。

しかし、今も、
多くの組織で過去を責めています。

問題解決を過去に求めている限り
問題は解決しません。

なぜなら、問題は過去のことだからです。

では、どうしたらよいのでしょうか?

それは・・・

今を変えて未来を変えることです。

未来を変えたいのであれば、
どうなっていればよいのか?を考えて、
それに向けて、行動すればよいのです。

そのためには、まず、未来を決めることです。

どうなっていればよいのか?
それを決めることです。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の中で
主人公のマーティーが、自分の父にこう言います。

If you put your mind to it,
you can accomplish anything.

直訳すると・・・

自分の心をその事に向けると、
君は何だって達成できる

となります。

その気になれば、何だってできる
ということです。

そうは言っても、
そんなに世の中は甘くないし、
努力も平気で裏切ります。

その気になって、何とかなるなら、
誰も苦労しません。

しかし、 思い返してみると、
案外、思った通りになっていることがあります。

先日、事務所を整理している時に
20年前に作った事業計画書が出てきました。

恐る恐る、見てみたところ、
そこに書かれていることは、
そのままでないにしても、
ほとんど叶っていました。

その気になれば・・・というほど、
これまでのプロセスは楽ではなかったですが、
それでも、周りの助けもあって、
ここまできました。

そう考えると、
こうなりたい!とそこに心を向けると、
そこに近づいて行くものだと思うのです。

これも私が好きな言葉なのですが、
詩人の高村光太郎がこんな言葉を残しています。

いくらまわされても針は天極をさす

こうなりたい!ということが明確なら、
人間はそこに向かって行くものなのです。

組織は人の集まりです。

一人一人、こうなりたいというのは、
違うのかもしれません。

しかし、その方向性が揃っていれば、
組織はその方向に向かって行きます。

その方向性を決めて、
対話を通じて揃えていくことが、
組織の問題を解決することになるのです。

いやぁ、映画って本当にいいもんですね

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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