先日、経営者の方とお話している時に
社員から相談がないと悩んでいました。
相談がないと何に困るのか?
と聞いてみたところ、
相談がないとアドバイスができない
ということでした。
経営者も忙しいので、
ずっと社員のことを見ているわけにも
いきません。
だから、社員が何に困っているのか?
分かりません。
それが分からなければ、
アドバイスのしようがありません。
そもそも、本人が求めていなければ、
アドバイスをしても、聞いてはくれません。
求められていないところに
アドバイスだけしても意味がないのです。
だから、何に困っているのか?
相談して欲しいのですが、相談しないのです。
では、なぜ、相談しないのか?というと・・・
何を相談したらよいのか?
分からないからです。
そもそも相談する時は、困っている時です。
困っている時というのは、
本当はこうなっていないといけないのに
こうなっていない時です。
本当はこうなっていないといけない
と思わなければ、困らないのです。
困らないのは、
こうなっていないといけないということが
分かっていないからです。
特に分からない理由は「時間軸」です。
最終的なゴールは伝えていると思うので、
分かっていると思います。
しかし、最終的なゴールに行くために、
いつまでに何ができていないといけないのか?
が分かっていないのです。
だから、任された仕事の途中で相談できずに、
明らかに、間に合わなくなってから
相談しよう!となるのです。
手遅れになってから相談される。
これでは、相談されるほうも、
どうしようもありません。
これを避けるために
どうしたらよいのか?というと・・・
時間軸を区切って、
面談の機会を作るということです。
具体的にいうと、
例えば、1年間で1200万円の売上を
目標とするとします。
これを12ヶ月で割ると、
1ヶ月あたり100万円です。
1ヶ月ごとに面談をして、
100万円の売上ができているか?確認をすれば、
時間軸で進捗管理ができます。
ただ、1ヶ月経って、確認したところで、
100万円に達成していなければ手遅れです。
そうならないためには、
少なくとも2週間経った時点で面談を行って、
その進捗を確認すべきです。
すると、2週間経った時点で、
売上が50万円に達していなければ、
1ヶ月で100万円に達することは、
難しいことは明らかなので、
どうしよう!となって相談します。
このように、問題を時間軸で区切って、
どこまでできていればよいのか?
を明確にすれば、
できていないことが明確になり、
何を相談したらよいのか?が
分かるようになります。
また、定期的に面談の機会があれば、
相談のために時間を作ってもらうという
お願いをする必要もありません。
このように相談をしてもらいたいのであれば、
1年間の目標を明確にして、時間軸を区切って、
その時間軸に合わせた小さな目標を立てて、
その時間軸に合わせて面談をすればよいのです。
つまり、扱う問題が大きすぎるから
何を相談してよいのか?分からないのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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