先日お客様のところに
お伺いした時に
社長さんから
こんな話を聞きました。
「GW中に求人を出しておくと
人が採用できるらしいよ!」
どうしてなのか?
聞いてみました。
「GW中に仕事がイヤになって
転職を考える人が多いみたい…」
なるほど・・・
でも・・・
そこで採用した人って
長い休みの度に
仕事がイヤになる人ってことですか?
「・・・」
「出来事」として現れることは
単独で起こっていること
ではなくて
流れの中で起こっています。
「出来事」をとらえる時に
流れの中で考えることが大事です。
だから、
GW中に応募してくる人は
「どうして会社を辞めたのか?」
を確認した方が良いと思います。
これは氷山モデルの話です。
海に浮かんている氷山は
見ている部分は一部であって
海面の下には、
見えているものよりも
大きな氷の塊が沈んでいます。
見えている部分が・・・
「出来事」
(何が実際に起こったのか?)
⇒何度も会社を辞めている
海面の下には・・・
「パターン」
(今まで何が起こってきたか?)
⇒長い休みになると
この先のイメージがわかず
不安になって会社を辞める
「構造」
(何がパターンに影響を及ぼしたか?)
⇒仕事が自分ごとになっていないため
仕事の目的が分からない。
分からないから、先が見えない。
不安になる。
「メンタルモデル」
(どんな信念、価値観を抱いているか?)
⇒仕事は言われたことをすれば良い。
やらされ感で一杯!
できれば仕事したくない。
この氷山モデルは
あくまでも私の見立てです。
正しいのかどうか?
は分かりません。
ただ、何度も同じことが
繰り返し起こるようであれば
それはパターンなので、
構造やメンタルモデルを
見たほうが良いと思います。
構造やメンタルモデルを
見るための質問はこんな感じです。
「どうして休みになると
会社を辞めたくなるんですか?」
「会社を辞めたくなる時って
どんな感じなんですか?」
「辞めた前と後では、
何が違うんでしょうね?」
聞きづらい質問かもしれません。
しかし、
だからこそ意味があるのです。
こういう質問をすると
構造やメンタルモデルが
見えてきます。
大事なことは
良い結果を生み出さない
メンタルモデルを抱えている
ことではありません。
過去に起こったことは
変えられません。
大切なのは今です。
良い結果を生み出さない
メンタルモデルに
向き合っているか?
どうかです。
向き合っていないから
同じ問題が起きるのです。
だから、そういう場合は、
構造を変えられるように
サポートすることが
大事だと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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