席替えで”構造“を変える

お客様の会社で
毎月、会議+研修のサポート
しています。

 

職場風土を改善して
目標達成できる組織を
作るのが目的です。

 

先日、お伺いをしたら
チームの雰囲気がガラリと
変わっていました。

 

なんだろう・・・
と思いながら、
お話を聞いていると
どうやら「席替え」をしたようです。

 

今までは、
バラバラに座っていたのを
机を島にして、
皆んなが向き合って座るように
変えたとのことでした。

 

そうしたら、
自然とコミュニケーションが
取れるようになって
業務が円滑に進むように
なったとのことでした。

 

それが
雰囲気の良さに
現れていたのでした。

 

これは、
「構造」が「メンタルモデル」を変える
という分かりやすい事例です。

 

氷山で説明すると
分かりやすいと思います。

 

海に浮かんている氷山は
見ている部分は一部であって
海面の下には、
見えているものよりも
大きな氷の塊が沈んでいます。

 

イメージで言うと

 

見えている部分が・・・

 

「出来事」
(何が実際に起こったのか?)

 

海面の下には・・・

 

「パターン」
(今まで何が起こってきたか?)

 

「構造」
(何がパターンに影響を及ぼしたか?)

 

「メンタルモデル」
(どんな信念、価値観を抱いているか?)

 

これらは全部つながっています。

 

目に見える「出来事」は、
それが単独で起こっている
のではありません。

 

起きている
「出来事」を俯瞰してみると、
「パターン」が見えてきます。

 

同じようなことが
起こっていることに気付きます。

 

これが「パターン」です。

 

同じようなことが
繰り返されているのだとすると、
そこには原因があります。

 

その原因になっているものが
「構造」です。

 

1+1が2になるように
必ず、原因があります。

 

1+1=2 が「構造」です。

 

そして、
その「構造」を固定化している
思い込みがあります。

 

それが「メンタルモデル」です。

 

私のような
コンサルタントに相談があるのは
「出来事」についてです。

 

人が辞める・・・

社員間の仲が悪い・・・

ミスが多くて
機会損失している・・・

 

これはこれで問題ですが、
これらの問題を解決しても
同じ問題が起きます。

 

なぜなら、
「メンタルモデル」が
変わっていないからです。

 

問題を解決するには
根本の「メンタルモデル」を
解決しなければらなりません。

 

しかし、
「メンタルモデル」を変えるのは
容易ではありません。

 

思い込みですから、
思い込みを変えようと
すればするほど、
頑なになります。

 

そのため、
「メンタルモデル」を変えるには
1つ上の「構造」を変える方が
良い結果が出ます。

 

今回の場合は、
バラバラに座っているため
コミュニケーション不足に
なっていたというのを
席替えによって
物理的に解決しました。

 

ここで素晴らしいのは、
自分たちで考えて、
席替えをして、
コミュニケーションを改善した
という成果を手に入れたことです。

 

自分たちのアクションで
職場が変わる!

 

この成功体験は
このチームにとっては
大きな自信になったと思います。

 

組織風土を変える時に

今までできなかったことが
できるようになった!

と実感できることが大事だと思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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