ダイバシティの組織で成果を出すには?

ラグビーW杯日本大会が
開幕しました。

 

結果は
日本30-10ロシアで快勝した。

 

今回、初めてリアルタイムで、
最初から終わりまでラグビーを観ました。

 

攻められている時は、
ハラハラドキドキ!

 

攻めている時は
イケイケドンドン!

 

手に汗握る展開でした。

 

実に面白かったです。

 

ルールも何とくなく
分かっている程度でしたが、
観ながらだんだん分かってきました。

 

今回、日本代表チームをみて
感じたのは『多様性』です。

 

サッカーに比べて、
外国人選手が多いように思いました。

 

実は、ラグビーは
帰化している選手だけでなく
外国人も出場することができます。

 

国籍に関係なく
所属している協会の国の代表に
一定の条件を満たせばなれるのだそうです。

 

その条件は
以下の3つのうち1つでもOKです。

・出生地が当該国である
・両親および祖父母のうち一人が当該国出身
・当該国で3年以上、継続して居住している

 

だから、極端な話、
以上の条件のうち1つでも満たせば、
ルール上、日本代表に外国人が
何人いても問題はないそうです。

 

たしかに、
今回、日本代表に選ばれた31名中、
約半数の15名が外国出身選手です。

 

ただ、その多くが
高校・大学から日本に住んでおり、
すでに8人が日本国籍を取得しています。

 

さらに、選手の多くが
学生時代から来日しており、
5人のなかで日本の教育機関を
卒業していない選手は6人しかいません。

 

とはいえ、
実に多様な選手が
1つのチームになっています。

 

まさに、ダイバシティの組織です。

 

ダイバシティの組織で成果を出すのは
大変だと思うのです。

 

それについて、
日本代表ヘッドコーチ(HC)の
ジェイミー・ジョセフ氏は
インタビューでこんな風に言っています。

 

===================

ラグビーは15人で戦う競技だが、
全員足が速いわけではない。

パスのスキルが求められる一方、
フィジカルな選手、
非常に強い選手も必要になります。

いろいろなタイプの選手が
一つの組織の中に必要だというのが
ラグビーの面白さ。

私にとっては
それが普通のことに思ってきました。

===================

 

そもそも、ラグビーという競技が
多様性で成り立っている
ということです。

 

その中で、成果を出すポイントを
次のように言っています。

 

====================

そういう中で指導者として考えていること。

それは、チームに対するゲームプランを作り、
なおかつそのゲームプランを選手たちが
遂行することによって、
『勝てるんだ』と信じられる。

そういう風にもっていくことが、
一つの仕事だと思っています。

ゲームプランを落とし込むこともそうだし、
ゲームプランの中で一人ひとりの細かい責任や
仕事というものをきちんと果たしてもらい、
効果的に遂行されるようにしていくこと
が必要です

====================

 

つまり、多様性の中でも
共有できるビジョンを作ることが
大事だということです。

 

いかに多様化していても
「勝ちたい」という一点では同じです。

 

だから、まずは、
『勝てるんだ』というビジョンを共有する。

 

さらに、個々が違うという前提で、
個々に与えられた役割を
曖昧ではなく明確に伝えることが大事だ
ということです。

 

この曖昧でなく明確することが
ダイバシティの組織では大事だと思います。

 

「勝てる」と思えるまで
それぞれの役割をイメージして伝える
って、かなり大変だと思うのです。

 

しかし、
ダイバシティが当たり前になっているから
その大変なことも当たり前に
できるのだと思います。

 

結局のところ、一人ひとりとよく話す!
ということだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとございます。

 

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