昨日のラグビーワールド杯
日本対サモア戦
興奮しました!
田村選手の集中力!
パワーのサモアに
当たり負けしないFW陣
後半に持ち前のスピードを
活かしたウイング陣
その流れで
ブログを書いていたのですが、
いろいろネットを読んでいて
気になることがありました。
それは・・・
リーチマイケルを
ゲーム主将から外した
ということです。
ゲーム主将というのは、
ゲーム中での戦略の立てたり
意思決定を行います。
通常は、チーム主将が
ゲーム中での戦略の立てたり
意思決定を行います。
今回、ゲーム主将を務めたのは
ラブスカフニです。
アイルランド戦では
リーチマイケルはスタメンから
外れていたので、
ラブスカフニがゲーム主将を
務めました。
しかし、今回は、
リーチマイケルが
スタメン出場にもかかわらず
ゲーム主将から外しました。
ジェイミーヘッドコーチは
その理由を・・・
リーチの精神的負担を軽減させ、
プレーに集中させるため
と説明しています。
組織において、
役割が決まると
それが当たり前になります。
ハードなプレーをしながら
チーム全体を考えるというのは、
やっている本人にすると、
当たり前のことではありません。
人は、基本的に、
一つのことしかできません。
だから、
目の前のプレーに集中しながら
チーム全体を考えることは
至難の業です。
リーチマイケルの強みを
最大限に活かそうとしたら、
ゲーム主将から開放して
プレーに専念させることが必要です。
昨日のサモアとの試合は
それが見事に的中したと思います。
サモアがスタミナ切れするまで
リーチマイケルに支えてもらう。
リーチマイケルが下がる頃には
サモアがスタミナ切れしているので
ラブスカフニがゲームを
コントロールしてゲームに勝利する。
昨日の試合では、
結果として、
ボーナスポイントまで獲得しました。
ジェイミーヘッドコーチの
見事な采配でした。
この采配は
昨日今日考えてできることは
ありません。
この采配ができる前提には
ラブスカフニが
ゲーム主将が務まるように
なっていなければなりません。
そのためには、
ラブスカフニを育てると同時に
周りのメンバーがラブスカフニを
ゲーム主将として認めなければ
なりません。
そういうことを含めて、
この状態までチームを作り上げた
ジェイミーヘッドコーチの
手腕は見事だと思います。
もちろん、選手層が厚いから
出来ることなんだと思います。
実際の企業の職場では、
結局、管理職の方が、
部署全体をマネジメントしながら
自分自身も成果を上げる
みたいなことをしていることが
多いように思います。
管理職が仕事を手放さない
ということもあるのでしょうが、
会社がやらせてしまっているという
こともあるのではないでしょうか?
だからこそ、
時には、思い切って
役職を外してみるというのも
有効かもしれません。。
ただ、その時に、
外した意図が伝わっている
ことが必要で、
さらに、管理職だった人は、
フォロワーに徹するということが
求められると思います。
そういう意味で、
リーチマイケルというのは
素晴らしい選手だと思います。
やっぱり、ラグビーで説明すると
説明しやすいです!(笑)
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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