委員会活動は外向きにやる

先日、お客様の会社で、
委員会活動を始めることに
なりました。

 

今までは、部署ごとの
ミーティングをしてきました。

 

部署内のコミュニケーションも
取れてきて、
成果も上がってきたので、
今度は、部署を横断した活動を
することになりました。

 

この時に、
気をつけるべきことは、
外向きの目標を立てるということです。

 

委員会活動といったときに
今、問題になっていることを
解決しようとします。

 

めったに集まれないので、
横断的な問題解決をしようとします。

 

これは、内向きの問題です。

 

何が原因なのか?

 

どこが悪いのか?

 

どこを変えればいいのか?

 

しかし、ほとんどの場合、
上手くいきません。

 

なぜなら、
問題に向き合えるほど、
関係性ができていないからです。

 

横断的な問題というのは、
それぞれの部署の正義のぶつかり合いです。

 

それぞれの部署には、
それぞれの正義があります。

 

製造なら製造の・・・

 

営業なら営業の・・・

 

開発なら開発の・・・

 

それぞれ、
部署ごとに正義があります。

 

お互いに譲れない戦いが
そこにはあります。

 

だから、横断的な問題を
いきなり解決しようとすると、
ものすごい喧嘩になるか?
当たり障りのないやり取りになるか?
のどちらかです。

 

で、ほとんどの場合は、
当たり障りのないやり取りになります。

 

では、委員会活動は意味がないのか?
というと、そんなことはありません。

 

外向きのテーマを扱えばよいのです。

 

外向きのテーマというのは、
お客様に対してどんなことをしていくか?
について考えるということです。

 

お客様に対してと考えると、
部署間の対立を無力化します。

 

お客様に目が行くと、
部署間の対立は自分たちの問題に
なるからです。

 

つまり、問題の当事者になる
ということです。

 

以前もブログに書きましたが、
問題というのは、
自分の問題だと思わないと、
解決できないのです。

 

だから、
問題を他人のせいにした瞬間、
その問題は解決できません。

 

なぜなら、
問題を解決するには、
変わらないといけないからです。

 

しかし、人は変えられません。

 

あっちの問題!そっちの問題!
と言っている限り、
問題は解決しません。

 

私たちの問題!と思わない限り、
問題は解決しないのです。

 

「私たち」を意識するためにも、
外向きになる必要があるのです。

 

なので、委員会活動をする時は、
外向きのテーマにするとよいと思います!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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