ネットを見ていたら、
こんな記事をみつけました。
ボウリング場の貼り紙に共感の声
「本当にこれ」「ありがたい」
https://trilltrill.jp/articles/1851494
Twitterユーザーの金ちゃんが投稿した、
ボウリング場の貼り紙が
話題となっているそうです。
その張り紙には、
こんなことが書かれています。
『STOP! 教え魔』
全国のボウリング場の悩みランキング
ナンバー１は、
お客様がお客様にボウリングの
コーチングをする「教え魔」がいることです。教えられるほうは断りづらいので、
泣く泣くコーチを受けてます。やがてボウリング場に行くのが嫌になり
ボウリングをやめるといった事例が
全国で何十人・何百人といるのです。よかれと思ってする行為が、
人を苦しめていると自覚し、
お客様同士のコーチはぜひご遠慮ください。
教えることが相手を苦しめる・・・
これは、教える立場にある人は
気を付けなければならないことだ
と思っています。
昨日のブログ
「モティベーションは自分持ちか？」
でも書きましたが、
上司が解決しようとすると
上手くいかないということが起こります。
マネジメントが上手くいかない理由は、
コントロールをするからです。
人はコントロールされたくない
と思っています。
やらされたり、
利用されたりするのを
避けようとします。
このボーリングの話も同じですが、
教えることで、
人をコントロールしようとします。
私の言う通りにすれば上手くいく！
という話です。
相手のために教えるのはなく、
自分の正しさを証明するために
教えようとします。
その前提は・・・
「私は正しい」です。
だから、
「私の正しさ」を証明するために
相手を利用する・・・
しかし、
相手は利用されていることに
気付くので、利用されまいとします。
つまり、
この貼り紙にあるように
ボウリング場（会社）に行くのが嫌になり
ボウリング（仕事）をやめる
ということが起こります。
では、どうしたらよいのでしょうか？
私がマネジメントをする上で
大事にしていることがあります。
それは・・・
人はやりたいことしかやらない
ということです。
学んでもらいたいと思ったら、
本人が学ぼうと思えるように
することです。
では、どんな時に、
学ぼうと思うのでしょうか？
それは、
上手くいくイメージが湧いたときです。
上手くいくイメージが湧いてくれば、
やりたくなります。
ここで、大事なことは、
上手くいくイメージで
相手をコントロールしないということです。
相手をコントロールしようとすると、
避けられます。
そうならないためには、
相手をコントロールしなくても
自分と同じ方向に向かうようにすれば
良いのです。
それは・・・
相手が上手くいくイメージと
自分が上手くいくイメージを
つなげることです。
つまり、同じものを目指す
ということです。
同じものを目指していれば、
コントロールしていることに
なりません。
だから、
相手をコントロールするのではなく
共通のビジョンを持つように
すればよいのです。
では、どうすれば、
共通のビジョンを持てるように
なるのか？
それは・・・
相手のことを知ることです。
相手が何をしたいのか？
どうなりたいと思っているのか？
相手が目指してるものと、
自分が目指しているものとの
重なっている部分を探すことが大事です。
だから、相手のことを知らないと
マネジメントをすることは
できないのです。
こんな話をすると、
自分が自分の「正しさ」ために
教えているのではないか？
と不安に思うかもしれません。
もし、そう思うのであれば、
自分は相手が目指しているものを
知っているか？
で自問すればよいと思います。
だから、私は、いつも、
相手が何を目指しているのか？を
意識するようにしています。
私も、ついつい
教え魔になってしまうことがります。
だから、いつも、
相手は何を目指しているのだろうか？
と考えることにしています。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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