アフガニスタンで、
反政府勢力タリバンが
首都カブールを制圧しました。
ガニ大統領が国外に脱出して
民主政権が事実上崩壊しました。
20年にわたり
2300人以上の兵士の命を犠牲にして
米国はアフガニスタンの民主化を
支援し続けてきましたが、
今までの努力が水の泡となりました。
軍隊を駐留させ、
民主化を定着させようとしましたが、
上手く行きませんでした。
民主主義が機能すれば、
アフガニスタンの国民にとっても
良かったのかもしれません。
しかし、
民主主義のメリットを感じることもなく
民主主義を維持する目的も見失い
元に戻ってしまいました。
あらためて思うことは、
人はやりたいことしかやりません。
結局、外部の人間がよいと思って
民主主義という制度を導入しても
肝心の本人たちが望んでいなければ
機能も定着もしないのです。
これは、コンサルティングも同じです。
コンサルタントが外部からやってきて、
現状を分析して、解決方法を提案して、
社長が「いいですね!」と言って
コンサルティングが始まります。
いくら、コンサルタントが、
他で上手く行っている仕組みを
その会社に導入しようとしても、
その会社の社員の皆さんが望んでいなければ、
その仕組みは機能しません。
なぜなら、その仕組みを運用するのは、
その会社の社員の皆さんだからです。
繰り返しますが、
人はやりたいことしかやりません。
だから、
その会社の社員の皆さんがやりたいと
思うことでないと上手く行かないのです。
そう考えた時に
コンサルタントがやるべきことは、
その会社の社員の皆さんが本当にやりたいと
思っていることを理解するということです。
どうしたいと思っているのか?
どうなったらよいと思っているのか?
それを理解することが大事です。
ただ、その会社の社員の皆さんが
やりたいことをやっても、
会社が望ましい状態になるとは限りません。
だから、コンサルタントとしては、
会社が望ましい状態はどういう状態なのか?
を理解した上で、
社員の皆さんがやりたいことと
つなげて行く必要があるのです。
つまり、会社の社員の皆さんが、
やりたいと思っていることをしながら、
会社は望ましい状態になるような解決法を
見つけるということです。
昔の私は、
自分が良いと思っていることを
お客様に押し付けていたように思います。
だから、
コンサルティングが上手く行かなったのです。
どんなに優れた解決方法であっても
やらなければ成果は出ません。
やるのはその会社の社員の皆さんです。
だから、社員の皆さんを尊重することが
大事だと思っています。
これは、原理原則で、
上司部下の関係でも当てはまります。
まずは、
部下が何をしたいのか?
どうなりたいのか?を理解して、
それを尊重しつつ、
望ましい方向にもっていくことが必要です。
そう思うと、果たして、アメリカは、
アフガニスタンの皆さんを
尊重していたのでしょうか?
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
https://pr.saikyo-hatarakikata.com/kourei_pc/
あなたは、働かないシニア社員、
通称「働かないおじさん」問題にどう対処しますか?
・仕事内容を変える
・要出勤日数を減らす(結果として給与を下げる)
・退職金を多く支払って早期退職を促す
など色々な方法がありますが、
今はまだ60歳前後の社員が多くないので、
個別に対応すればよいのかもしません。
しかし、65歳までの雇用義務化、
70歳までの雇用努力義務化ができ、
シニアの割合が年々増えていく一方で、
若手社員の割合は減っていきます。
給与が高い割に成果が上がらない
シニア社員の割合が増える中、
若手管理職は年上の部下を管理しながら、
最低65歳まで雇用しなければなりません。
この問題をどのように解決したらよいのか?
仲間のチームビルダーと一緒に考え、
その答えを動画にしてみました。
たった3分の動画ですが、
これを観れば、
多くの経営者がハマる落とし穴を避け
最短半年という期間で
働かないおじさん問題を解決することができる
と思います。
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