河野太郎行政改革担当大臣が、
自民党総裁選への出馬表明会見を
開きました。
その中で、記者からの
強み・弱みに関する質問に
次のように答えていました。
実行力、突破力というところは
誰にも引けを取らないと思っている。今回のワクチン接種を、
1741の市区町村、
47の都道府県と様々な調整をしながら、
今の時点では世界最速、
アメリカに接種率で肩を並べるところまで持ってきた。そこを考えると、
調整力においても優れているのではないか
と自負している
なるほど、たしかに、
ワクチン接種は驚異的なスピードで
進んでいると思います。
この話を聞いて面白いと思ったのは、
最初は、実行力、突破力と言いながら、
最終的に調整力になっていることです。
今回のワクチン接種を実行したのは、
現場の医師の皆さんや
それを支える看護師の皆さんです。
河野さんが、
全てのワクチン注射をするわけ
ではありません。
たくさんの人たちに
実行してもらう必要があります。
そういう意味で
大きなことをやろうとすれば
するほど、
どれだけの人を巻き込めるのか?
が大事になってきます。
いつもブログで書いていますが、
チームの成果は、
「人」×「しくみ」×「関係性」です。
結果として、世界最速で、
接種が進んだのも、
「人」×「しくみ」×「関係性」が
かみ合ったからです。
注射が打てる「人」がいて、
1日100万回という「目標」があって、
関わる人たちを「調整」して、
ワクチン接種率が上がりました。
だから、
河野さんは話しているうちに、
自分の強みはの強みは、
「関係性」(調整力)だと気づいた
のだと思います。
実行力と言うのは、
決めたことをやることです。
だから、実行力というのは、
この「人」×「しくみ」×「関係性」
の全部を回していくことです。
実行力がある言うことは、
どれか1つではダメで、
3つすべてがそろうことです。
それなのに、
「関係性」(「調整力」)という話にして
してしまいました。
しかし、客観的に見ていて
河野さんの強みは、
「破壊者」「変人」と言われるように
とんでもないことをぶち上げる力
なんじゃないか?と思うのです。
ご自分でも、
最初は「突破力」と言っています。
しかし、それが、
「調整力」だという話になったのは、
総理大臣になるにあたって、
現実路線に切り替えたからではないか?
と思うのです。
現実的に、
「人」×「しくみ」×「関係性」を
回そうとすると、無難な話になります。
つまり、自分の「強み」を封じて、
失点をなくそうとしたのではないか?
と思うのです。
そういう意味では
河野さんらしくない会見でした。
いつも、ブログに書いていますが、
成果を上げるのは「強み」です。
果たして「強み」を封じて、
勝つことができるのでしょうか?
私は、敗れてもいいから
河野さんらしくいった方が、
結果的には成果が上がるように思います。
今後と注目したいと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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