どうして、ごめんなさいが言えないのか?

池袋で車を暴走させ、
松永さん母子ら11人を死傷させた
飯塚被告が
「判決を受け入れ、罪をつぐないたい」
と話し、控訴しない意向であることが
ニュースになっていました。

 

今まで、飯塚被告は、
裁判の中で、
車のブレーキが利かなかったと主張し、
無罪を主張して続けてきました。

 

あまりに身勝手な様子から
裁判長は、飯塚被告に対し、
次のような説諭(せつゆ)をしました。

 

被告は真摯に向き合って、
遺族に謝罪していただきたい。

被告は過失を否定していて、
深い反省をしているとは思えません。

 

裁判長がこのように言うぐらいだから
よっぽどだったのだと思います。

 

過失でなかろうと、
自分の車で命を奪ったのであれば、
まずは、謝罪をすべきだと思います。

 

「ごめんなさい」と・・・

 

たしかに、「ごめんなさい」と言うと
自分の罪を認めることになるので、
言えないのかもしれません。

 

それでも、遺族の悲しみを思うと、
まずは「ごめんなさい」と言うべき
だったと思います。

 

では、どうして、
人の命を奪っておきながら
「ごめんなさい」が言えないのでしょうか?

 

それは・・・

 

自分の問題ではないと思ってるからです。

 

自分が悪いのはなく、車が悪い。

 

車が悪いのかもしれないけど、
自分も悪いとはならないのです。

 

それは、なぜか?というと・・・

 

「自分は悪くない」からスタート
しているからです。

 

つまり、問題の外側に
自分を置いてしまっているので、
問題の登場人物にならないのです。

 

私は飯塚被告の人となりを
知らないので分かりませんが、
今回の事故で、急にこうなったのでは
ないのだと思います。

 

昔からそうだったのではないか?
と思うのです。

 

問題が起こっても、
常に自分を問題の外側において
問題を解決してきたのではないか?
と思うのです。

 

これは、完全に個人的な見解ですが、
飯塚被告が仕事をしてきた職場では、
失敗をしない人が出世する
という仕組みがあったんじゃないか?
と思うのです。

 

失敗しないようにするのは簡単です。

 

常に、
自分を問題の外側に置けばよいのです。

 

問題の外にいれば、失敗しないので、
「ごめんなさい」と言う必要がありません。

 

それとも、飯塚被告が偉すぎて、
周りが気をつかって、
飯塚被告を問題の外に置いていたのかも
しれません。

 

問題の外に置くことで、
失敗させないようにして
「ごめんなさい」と言わなくても
良いようにしていたのかもしれません。

 

いずれにしても、
そんなことをしているうちに
「ごめんなさい」が言えなくなった
かもしれません。

 

「ごめんなさい」が言えない人は
周りを疲弊させます。

 

本人が自分の問題だと認識しないかぎり
何をやっても上手く行きません。

 

問題を起こした人が、
自分が起こした問題として
取り組むことで、前に進むのだと思います。

 

今回の出来事から学ぶとするなら・・・

 

もし、自分の周りで、
いつも同じような問題が起こっていて
前に進まないとしたら、
それを自分の問題だとして取り組んでいるか?
自問することです。

 

自分も悪いかな?と思ったら、
難しく考えないで、
「こめんなさい」と言ってみるのも
良いのかもしれません。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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