分かるは分ける。分けるから分かる。

前回のブログで
「分かっている?」と聞くのは
危険だという話をしました。

 

そもそも「分かる」の語源は
「分ける」ことだと言われています。

 

ハッキリしているものと
ハッキリしていなものを
分けることで、分かるのです。

 

だんだん、
分からなくなってきましたか?(笑)

 

でも、まさに、
今の状態が分けられない・・・

 

どこまでが理解していて
ごこからが理解していないのか?

 

モヤモヤしていれば、
分けられません(分かりません)。

 

ハッキリスッキリしていれば
分けられます(分かります)。

 

しかし、問題は・・・

 

どこで分けるのか?は
人によって違うということです。

 

だから、
「分かってます!」と言ったところで
分けているところが同じとは限らない・・・

 

つまり、
「分かり合おう」としたら、
お互いに話し合いながら、
その基準がズレていることに
気付くことが大事だと思います。

 

先日、研修が終わった時に
社員の方が私のところに来て、
「どうして、アンケートで書いた内容を
みんなでシェアしたんですか?」
と質問されました。

 

これは、まさに、
お互いに思ったこと、考えたことを
話し合うことで、
「同じこと」と「違うこと」があるんだ!
ということに気付くことが
大事だと思っているからです。

 

同じ内容の研修を受けて、
同じように考えるところもあれば、
違うように考えるところもある・・・

 

それによって、分けられます。

 

つまり、相手のことが分かります。

 

その時に特に大事なのは・・・

 

相手には分からない部分がある
ということです。

 

そこで、
無理に分かろうとすると、
相手の分からない部分を
切り捨てることになります。

 

つまり、
自分の分かる部分だけを
残そうとする・・・

 

しかし、
相手の分からない部分を
切り捨てたら、
相手は相手ではなくなります。

 

それでは、
相手を分かったことには
ならない・・・

 

つまり、
分からなさを抱えながら、
相手を受け入れることが
大事なのだと思います。

 

しかし、
人と人はあまりにも違い過ぎて
分からなさを抱えきれなくなります。

 

そのために、
「効き脳」があると思っています。

 

「効き脳」って何なの?

「効き脳」って何なの?

 

「効き脳」は人の思考の違いを
体系化したものです。

 

論理的に考えるのが好きな人

 

計画的に考えるのが好きな人

 

人の気持ちを考えるのが好きな人

 

自由な発想で
ものごとを考えるのが好きな人

 

このように大きく分けることで、
相手が分かりやすくなるので、
分からなさを抱えられる余裕が
出てくるのです。

 

つまり、
分からなさを抱えられるように
なるためには、
ある程度分かることが必要だと
思うのです。

 

例えば・・・

 

なんで、この人は
こんな理屈っぽい話をしているのだろう?
と思ったとします。

 

その時に、この人は、
論理的に考えるのが好きな人なんだ!
ということが分かっていれば、
少しは受け入れやすくなるのではないか?
(あきらめやすくなるのではないか?)
と思うのです。

 

こんな風に
自分と違う人と一緒にやっていくために
「効き脳」は有効だと思っています。

 

そんな「効き脳」を学んで
人が辞めない組織を作るセミナーを
8月に開催します!

 

興味はある方は参加して下さい!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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