言いたいことを言うのが目的ではない

イーロンマスク氏が
Twitter社を買収しようとしています。

 

なぜ、買収しようとしているのか?
というと・・・

 

イーロンマスク氏は
こんなことをツイートしています。

 

ツイッターが
事実上の公共の広場として
機能していることを考えると、
言論の自由の原則を守らないことは
民主主義を根本的に損なうことになる

 

現状、Twitter社によって、
表示順序を決めるアルゴリズムや
不適切な投稿の削除基準を
非公開にしています。

 

そのため、現状、
Twitter社が情報をコントロール
していることになります。

 

イーロンマスクは、
健全な社会を作るためにも
言いたいことが言える世の中にする
ことが大事だと言っているのです。

 

これは全くその通りで、
会社(組織)であっても同じです。

 

言いたいことが
言える組織にしないと、
成果が出る組織にはなりません。

 

それはなぜか?というと
言いたいことも言えず、
不満を抱えながら、
仕事をしても成果が出ないからです。

 

人と人は違うので、
自分と他人が違うことは
仕方がありません。

 

単純作業なら、
その違いに違和感を感じていても
作業に夢中になれれば
仕事できるかもしれません。

 

しかし、
クリエイティブな仕事になると
その違和感を感じながら、
仕事で成果を上げることは
難しくなります。

 

その違いを乗り越えて、
納得して仕事をする必要があります。

 

そのために必要なことが
「対話」です。

 

「対話」というのは、

自分の意見を伝える時に、
なぜそう思うのか?
という考えや背景も伝え、

相手の意見を聴く時に、
相手がなぜそう思うのか?
という考えや背景も理解しようとする
コミュニケーションです。

 

「対話」するためには、
自分の思ったことを
表現できる必要があります。

 

表現しない限り
相手に伝わらないからです。

 

だから、
「対話」の前提は、
言いたいことが言えることが必要です。

 

それを制限しておいて
対話できるはずがないのです。

 

そして、
イノベーションを起こすには
「対話」が必要です。

 

数々のイノベーションを起こしてきた
イーロンマスクだからこそ、
言いたいことを言えることを
大事にしようとしているのだと思います。

 

ただ、気を付けないといけないのは、
単に言いたいことを言えればいい
ということではなくて、
「対話」をするということです。

 

Tweet(つぶやき)は
「対話」のキッカケにすぎません。

 

Tweet(つぶやき)は、
一瞬、思ったことです。

 

だから、
深く考えた言葉ではありません。

 

それが本心か?と言えば
そうとも言えません。

 

だから、
本心を知るためには、
お互いに話さないといけません。

 

そもそも、
口から出た言葉というのは、
頭の中にある思考の一部でしか
ありません。

 

だから、いちいち反応しても
仕方がないというか、
本心を知るためには、
なんで、その言葉が出たのか?
を考える必要があるのです。

 

本当に大事なのは、
その言葉そのものではなく、
その言葉の背景です。

 

ただ、言葉そのものもなければ、
背景を知ることもできません。

 

だから、やっぱり、
言いたいことを言えることが
大事なのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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