先日、女優の江口のりこさんが
「徹子の部屋」に出演していました。
その番組の中で、
司会の黒柳徹子さんから
「愛想がないって言われない?」
と直球の質問を受けていました。
それに対して、江口さんは
めちゃくちゃ言われます。
これでもすごく頑張ってるんですけど、
最高に頑張ってますけど。今日は200%です。
私。200%出してます。
今日は徹子さんにお会いできて
とっても嬉しいって言うのがあるので
と答えていました。
これは、まさに、人と人の違いです。
私が人と人が違うという時に
3つの「違い」を説明します。
1つ目は「思考」です。
考え方が違います。
2つ目は「欲求」が違います。
やりたいと思うことが違います。
3つ目は「行動特性」が違います。
思考や欲求の表現度合いが
違います。
江口さんが200%と話しているのは、
「行動特性」の話です。
「自己表現性」
「自己主張性」
「柔軟性」の3つです。
「自己表現性」は、
思ったこと、感じたことを
口にする傾向です。
楽しいことがあった時に、
「楽し~い」と声に出すことです。
「自己主張性」は、
思ったこと、感じたことを
相手に分かってもらおうとする傾向です。
楽しいことがあった時に
「楽しいよね」と同意を求めたり
「楽しいからやってみて!」と
相手に反応を求めます。
「柔軟性」は、
自分と異なる考えや状況や行動を
受け入れようとする傾向です。
こだわりがなく、
自分と違ってもまいっかと
受け入れる感じです。
黒柳さんが言った
「愛想がない」というのは、
「自己表現性」と「自己主張性」が
弱いということです。
愛想がいい人は、
自分の思っていることを
相手に伝えようとして、
自分の思っていることを伝えます。
しかし、
「自己表現性」も「自己主張性」も低いと
自分の思っていることを伝えようとしません。
そうすると、
相手に何を考えているのか?伝わらないので、
「愛想」がないと思われてしまうのです。
だから、江口さんは、
徹子さんに会えてうれしいということを
最高に頑張って
いつもの200%で表現している
と言っているのです。
人と人は違います。
黒柳さんの自己主張性と自己表現性と
江口さんの自己主張性と自己表現性も
違います。
どちらが正しくて、
どちらが間違っているというのも
ありません。
「愛想がないって言われない?」
と直球で質問する
黒柳さんの自己表現性もどうか?と
思いますけど・・・
いずれしても、人と人が違うので、
良い悪いはないのです。
ただ、相手とコミュニケーションを
取ろうとしたらどうでしょうか?
自己表現性や自己主張性が弱ければ
相手に思っていることが伝わりません。
逆に
自己表現性や自己主張性が強ければ
相手が表現、主張することを
妨げることになるかもしれません。
だから、
コミュニケーションを取るためには
「行動特性」をコントロールする
必要があるのです。
コミュニケーション上手になるための
ポイントは3つあります。
1つ目は・・・
自分の自己表現性や自己主張性の
レベルを知っていること
自分のレベルを知らなければ、
高めればよいのか?抑えればよいのか?
がわかりません。
2つ目は・・・
相手をみること
相手をみることができないと
相手のレベルが自分と比べて
高いのか?低いのか?がわかりません。
3つ目は・・・
自分の自己表現性や自己主張性の
レベルをコントロールできること
相手とのレベルのギャップに気付いても
自分のレベルをコントロールできないと
相手に合わせることができません。
コミュニケーション上手になるには
この3つを意識する必要があります。
そういう意味で、
この2人のやり取りは絶妙した。
江口さんは
自分の自己表現性の低さを
把握していて、
黒柳さんから言われて、
自己表現性と自己主張性を
すぐに上げました。
それを見た黒柳さんが、
「あなたにはそれが似合っている」
と柔軟性を上げて対応をしました。
お互い言いたいことを
ちゃんと言えているのが
素晴らしいと思いました。
このように、
自分の行動特性を理解することが
コミュニケーションが上手になるには
大事だな!と思いました。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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