フィードバックは愛情!

『料理は愛情!』で有名な
料理研究家の結城貢さんが、
4月24日亡くなっていたことが
6月20日に分かったそうです。

 

コロナ禍であり、本人の意志もあり、
公にしていなかったそうです。

 

「料理は愛情!」結城貢さん死去
フジ系『夕食ばんざい』などテレビで活躍、CMにも出演
https://www.sanspo.com/article/20220621-SE7YOI5EPVKFREX6OXUV35W6DQ/

 

「夕食ばんざい」で、
料理が苦手(?)なゲストに
怒鳴りなりながらも、
「しょえがねぇなぁ~」と言いながら、
料理を一緒に作っているシーンを
思い出しました。

 

まさに「料理は愛情!」が
ピッタリの昭和の頑固オヤジ
という感じで、好きでした。

 

本当に残念です。

 

心からお悔やみ申し上げます。

 

昨日もブログで
単に言いたいことを言うのが
愛情ではないと書きました。

 

『愛があるから大丈夫?』

愛があるから大丈夫?

 

「ビジョン」と「ミッション」があるから
谷をくぐることができて、成果が出る
という話でした。

 

それもあるのですが、
そもそも、相手に響く言葉が
言えるのは、
「フィードバック」として
機能しているからです。

 

フィードバックは見たままを
相手に伝えることです。

 

フィードバックの元々の意味は
大砲で「的」に当てる技術のことです。

 

大砲はライフルのように
狙って撃つことができません。

 

撃ってみて
「的」と「着弾点」がどれだけ離れているか?
を観測し修正して打ちます。

 

「的」と「着弾点」のギャップ
を伝えるのがフィードバックです。

 

フィードバックの効果は
相手が目指している状態(「的」)と
現在、やっていること(「着弾点」)
のギャップを相手に伝え、
気づきを起こさせる
ということです。

 

フィードバックが機能するには
3つのポイントがあります。

 

1つ目は「相手を見る」です。

 

フィードバックできるのは、
普段から、相手を見ているから、
変化に気付けるのです。

 

これって「愛情」だと思います。

 

2つ目は「相手を知っている」です。

 

先ほども書きましたが、
フィードバックとは
相手が目指している状態(「的」)と
現在、やっていること(「着弾点」)
のギャップを伝えることです。

 

だとしたら、
相手が目指している状態(「的」)を
フィードバックする側が分かっている
ということです。

 

相手が何を目指しているか?
知っているのは、
「愛情」だと思います。

 

3つ目は「相手に伝える」です。

 

相手が目指している状態(「的」)と
現在、やっていること(「着弾点」)
のギャップを伝えるのは勇気がいります。

 

こんなことを言ったら、
気分を悪くするかな?

 

こんなこと、わざわざ、
言う必要もないかな?

 

そこをあえて言うのは
「愛情」だと思います。

 

という訳で、
『フィードバックは愛情!』
なのです。

 

そして、組織作りに
フィードバックが必要で、
メンバー同士で、
フィードバックできる組織にすることが
私が目指しているゴールです。

 

結城さんのように
昭和の頑固オヤジになって
『フィードバックは愛情!』
と言い続けたいと思います。

 

『料理は愛情!』

 

名言だと思います。

 

あらためて、
心からお悔やみ申し上げます。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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