昨日は大阪のお客様でした。
コンサルティングが終わって
大阪伊丹空港に向かいました。
妻に頼まれた
551の肉まんを買って、
新しくなった空港内のレストランで
神座のラーメンを食べよう!
とチェックイン・・・
エラー
えっ?
何で?と思ったら、
なんと、機体整備不良で欠航・・・
最終便で、振替もなし・・・
マジか・・・
チケットカウンターに並ぶように
言われました。
列を見ると、
すでに10人以上並んでいます。
対応する職員さんは3名のみ
こりゃ、時間がかかるなぁ~
と覚悟して並んでいたのですが、
思っている以上に
順番が回ってきません。
3つのカウンターのうち
2つのカウンターで、
オジサンが怒鳴っています。
どうやら、振替交通費が
上限15000円しか出ないようで、
それだと足りない!ということで
差額を出せ!と言っています。
気持ちは分かりますが、
おそらく、
約款で決まっているでしょうから、
怒鳴ったところで、
どうにもなりません。
時刻は20時・・・
こんなことをしているうちに
新幹線の最終にも間に合わなくなります。
責任者を出せ!と
エスカレートしています。
そんなことをしているうちに
私の番が回ってきました。
まず、選択肢を聞きました。
今日中に帰るのであれば、
交通費は負担します。
明日の飛行機に振り替えるなら、
宿泊代を負担します。
その2つと言うことでした。
こんな日に限って、
羽田空港まで車で行っていたので、
少し迷いましたが、
今日中に帰ることにしました。
交通費の振替請求書をもらえば、
受付は終了です。
ものの5分で済みました。
新大阪行きバスに乗るために
その場を離れました。
私の隣では、
まだ、オジサンが怒っていました。
怒るオジサンと怒らないオジサン
いったい、何が違うのでしょうか?
それは「柔軟性」です。
私が人と人が違うという時に
「思考」「欲求」「行動特性」
について説明をします。
「思考」と「欲求」の話は
いつもしているので、
今日は「行動特性」について
お話したいと思います。
「行動特性」というは、
「自己表現性」
「自己主張性」
「柔軟性」
の3つに分かれます。
「自己表現性」は、
思ったこと、感じたことを
口にする性質です。
美味しいものを食べた時に、
「美味し~い」と声に出すことです。
次に、「自己主張性」は、
思ったこと、感じたことを
相手に分かってもらおう
とする性質です。
美味しいものを食べた時に、
「美味しいよね!」と同意を求めたり
「美味しいから食べてみて!」と
相手に行動を求めます。
最後に「柔軟性」は、
自分と異なる考えや状況や行動を
受け入れようとする性質です。
目当てのお店に行った時に
お店が休みの時に
すぐに切り替えられるか?
切り替えるのにしばらく時間が
かかるのか?です。
この3つ・・・
「自己表現性」
「自己主張性」
「柔軟性」は
人によってそれぞれ高い低いがあります。
怒るオジサンと怒らないオジサン
怒らないオジサンは、
「柔軟性」が高いので、
現状を受け入れて、次の行動に移ります。
一方、怒るオジサンは、
「柔軟性」が低いので、
現状を受け入れることができなく、
自分の考えを譲りません。
では、「柔軟性」は、
高い方が良いのでしょうか?
低い方が良いのでしょうか?
答えは・・・
どちらでも良いのです。
得たい成果を得るために、
どちらを選ぶのか?という話です。
「柔軟性」が高いということは、
臨機応変に対応できますが、
最後までやり切る力が弱かったりします。
それに対して、
「柔軟性」が低いということは、
頑固で、協調性がないように見えますが、
ブレずに、最後までやり抜く力があります。
このように高いも低いも
一長一短です。
で、大事なことは、
「柔軟性」は「行動特性」である
と言うことです。
「行動特性」は、
行動なので変えることができます。
「思考」や「欲求」は変えられません。
湧き上がってくるものだからです。
しかし、行動は変えられます。
自分が「柔軟性」が低いと思ったら、
高めてみればよいのです。
つまり、得たい成果に応じて、
「柔軟性」をコントロールすればよいのです。
で、大事なことは、
自分のニュートラルを知っておく
ということです。
つまり、
自分は、無意識でいる時に
「柔軟性」が高いのか?低いのか?を
知っておくと言うことです。
それを知っていれば、
得たい成果を得るために
「柔軟性」をコントロールできます。
今回の怒っているオジサンが
お金が欲しかったのであれば、
あれでよかったのだと思います。
しかし、今日中に、
目的地に着きたかったのであれば、
「柔軟性」は上げたほうが良かった
のだと思います。
結局、自分を知って
自分をコントロールすることが
成果をつながるのです。
だから、
自分を変える必要もなくて
成果を上げるために、
どうなっていればよいのか?を考えて、
それに近づけていけばよいのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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