私にとってZOOMは修行みたいなものです。

昨日、初めてのZOOMセミナーを
開催しました。

 

通常、私のセミナーは、
職場体験ゲームをやってもらって、
そこからフィードバックで
学んでいただくようにしています。

 

なぜなら、
人はやりながらでないと
学べないと思っているからです。

 

理論を伝えたところで、
「へぇ~」と思っておしまいです。

 

なので、
職場体験ゲームができないと
セミナーが成り立たないのです。

 

リアルの場なら
参加者の皆さんで模造紙を囲んで
マジックで書き込みながら
ワイワイやってもらいます。

 

はたして、
それをZOOMで再現できるのか?
が大きな問題でした。

 

今回は、
グーグルのスプレッドシートを
模造紙代わりにゲームをやってみました。

 

結果は・・・

 

上手く行ったと思います。

 

想定通りでした!

 

ただ1点を除いては・・・

 

何が想定外だったのか?
というと・・・

 

めちゃくちゃ疲れました。

 

「知らんがな!」と言われそうですが
思ったよりも消耗が激しかったので、
そのことを書こうと思います。

 

人と人が違うという話をする時に
3つの違いで説明します。

 

それは・・・

 

「思考」と「欲求」と「行動」です。

 

その3つのうち、
今回、お話したいのは・・・

 

「行動」です。

 

「行動」というのは・・・

 

「自己表現性」と「自己主張性」です。

 

「自己表現性」は、
思ったこと、感じたことを
口にするということです。

 

楽しいことがあった時に、
「楽し~い」と声に出すことです。

 

次に、「自己主張性」は、
思ったこと、感じたことを
相手に分かってもらおうとすることです。

 

楽しいことがあった時に、
「楽しいね!」と
相手に分かってもらおうとします。

 

「自己表現性」と「自己主張性」の違いは
相手に伝えるかどうかです。

 

「自己主張性」は
相手に伝わることを求めます。

 

「自己表現性」と「自己主張性」には
それぞれ強弱あります。

 

「自己表現性」が強くて、
「自己主張性」が弱い人は
「楽しいおしゃべりの人」です。

 

相手が聞いていようが、
聞いていまいが、関係なく、
ずっとしゃべっています。

 

「自己表現性」が強くて、
「自己主張性」も強い人は
「わかりやすい人」です。

 

自分が思っていることを
常に相手に伝えます。

 

ただ、結構めんどくさいです(笑)

 

うわの空で聞いていると
「ね~聞いているの?」と
言われたりします。

 

「自己表現性」が弱くて、
「自己主張性」が強い人は
「メリハリのある人」です。

 

普段は大人しいのですが、
思ったことはズバッと言います。

 

急に来るので、
そういう人だと分かっていないと
戸惑います。

 

「自己表現性」が弱くて、
「自己主張性」が弱い人は
「おとなしい人」です。

 

自分の思ったことも
聞かれない限りは言いません。

 

誤解のないようにしたいのですが、
高い低いが良い悪いではありません。

 

大切なのは・・・

 

自分のタイプを知って
時と場合によって、使い分けることです。

 

私の場合は、
「自己表現性」も弱くて、
「自己主張性」も弱いです。

 

大勢の人と一緒にいる時は、
ほとんどの場合、姿が消えています。

 

「あら?いたの?」という感じです。

 

だから、私が何を考えているか?は
周りには伝わりません。

 

周りに分かってもらおうとも
思いません。

 

分かってくれる人だけ
分かってくれればいい
という感じです。

 

しかし、研修講師としては、
それはいけません。

 

分かってくれる人だけ
分かってくれればいい・・・

 

それもいいだろう・・・

 

なんて言ってくれるのは、
ぺこぱぐらいのものです。

 

つまり、
私が研修講師をやるときは、
「自己表現性」と「自己主張性」の
ボリュームを最大限に上げます。

 

そうしないと伝わらないからです。

 

で、今回、
ZOOMをやって分かったのは・・・

 

ZOOMの場合、
もっとボリュームを上げないといけない
ということです。

 

伝わっているか?
伝わっていないか?の確認に
タイムラグが生じます。

 

リアルな場なら、
相手が聞いている感じで、
伝わっているか?伝わっていないか?
が分かります。

 

ところが、
画面越しだと、
もう一歩踏み込んで
反応を取りに行かないといけないのです。

 

その時に
自己主張のボリュームを
さらに上げないといけないのです。

 

この繰り返しが
私を疲弊させていたのです。

 

実は、これは、成果を上げるうえで
大事なことです。

 

チームで成果を出す場合、
自分の考えていることが
相手に伝わっていることが大切です。

 

特に、上司の場合、
自分の考えていることが伝わらないと
部下は何をしてよいのか?
分からないので、困っています。

 

でも、
部下は言えないことが多いので
結果、コミュニケーションギャップが
生まれて、関係性が壊れます。

 

だから、上司は、
自分の「自己表現性」と「自己主張性」
を把握しておく必要があります。

 

「自己表現性」と「自己主張性」は
行動なので、変えられます。

 

そもそも、ZOOMに限らず、
リアルな場でも、
「自己表現性」と「自己主張性」は
コントロールする必要があります。

 

ただ、ZOOMのように
画面越しのやり取りになった場合は、
より「自己表現性」と「自己主張性」の
コントロールに意識を向ける
必要があると感じました。

 

私のような
「自己表現性」も弱くて、
「自己主張性」も弱い人間には、
ZOOMは修行なのです。

 

とはいうものの、
チームビルディングを広めていくためには
セミナーの火を消してはいけません!

 

GW中ではありますが、5月4日(月)
そして、GW明けの5月12日(火)
セミナーを開催したいと思います!

 

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今日も最後まで読んでいただき
ありがとございます。

 

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