いきなりマネジメント

富士通は若手社員を
期間限定で管理職級に
登用する制度を導入する
という記事を目にしました。

 

事業転換に
若手の柔軟な発想を
活用するためだそうです。

 

世の中の流れが早くなって
過去の延長線上に
未来がないのであれば、
過去の経験に価値はありません。

 

新しいビジネスをつくるのに
勤続年数や経験が
アドバンテージになりません。

 

そういう意味で、
若手を抜擢する狙いは
分かります。

 

ただ、若手を抜擢だけでは
上手くいかないと思います。

 

なぜなら、
マネジメントができないからです。

 

どういう訳だか
マネジメントって
やり方を教わることなく
いきなりマネジメントをやらされます。

 

例えば、学校でも
部活のキャプテンになっても
マネジメントについて
教えられることはありません。

 

それは、
会社に入っても同じで、
管理職になっても
法律や役割についての説明はあっても
マネジメントについて
教えられることはありません。

 

教えられることもないのに、
目標管理だの
1on1だの
人事評価だの
マネジメントが出来ている前提の
施策をやらされるので
ますます混乱します。

 

で、そもそも、
マネジメントとは何?というお話です。

 

いろいろな定義があると思いますが
私が一番しっくりくるのは、
ドラッカー氏が言っていることです。

 

組織を構成する人が、
その人の強みを活かして成果を上げ、
自己を実現し、
弱みを無力化するように
組織を運営する方法

 

これの前提になるのは、
自分の強みと弱みを把握している
ことが必要です。

 

部下のマネジメントを
しようとしたら、
部下の強みと弱みも把握している
ことも必要です。

 

さらに、実現したい自己がないと
この文章は成り立ちません。

 

これは、
上司自身も部下も同じです。

 

つまり、上司、部下ともに
実現したい自己が明確になっている
必要があります。

 

実は、これらがあって
初めてマネジメントが可能になります。

 

優秀な上司は
無意識にこれらを活用しています。

 

しかし、普通の上司は、
こんなことは知らないので、
「マネジメントの前提」がないまま
マネジメントをしています。

 

これは無茶なんじゃないか?
と思うのです。

 

そんな中で、今後、
ジョブ型給与が導入されたり
OKRが導入されたり
タレントマネジメントが導入された時に
大変なことが起こるのではないか?
と思うのです。

 

完全に無理ゲーです。

 

それを何とかしたい!
という想いがあります。

 

しかし、私は、
チームビルディング経営塾を
主催しているので
それだけの余裕がありません。

 

そこで、
チームビルディングの師匠の
石見さんと
チームビルディングを学んでいる
平井さんと菅生さんと私で力を合わせて、
来年6月から、マネジメントを学べる塾を
立ち上げることにしました。

 

名付けて!

 

『戦略人事超実践講座』

 

中堅企業、大企業の
人事担当役員の方や人事部長の方に
向けた内容になっています。

 

もちろん、経営者の方も大歓迎です!

 

すでにプログラムも
出来上がっていて
説明会のセミナーの日程を告知する
だけになっています。

 

説明会に興味のある方は、
優先的にお知らせしたいと思うので、
私宛にメールをいただければと思います。

 

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説明会のセミナーですから
本講座の申し込みではありません。

 

あくまでも
本講座の説明会のセミナーの
お知らせをするだけです。

 

私たちも初めての試みなので、
事前にニーズを掴んでおきたいと
思っています。

 

お気軽にお声がけ下さい!

 

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

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