チームで解決するということ

昨日は、
チービルディング経営塾6期の
第1回目でした。

 

今回は、4名の受講生の方と
4名の再受講の方々で
計8名でスタートとなりました。

 

今期も楽しく学んでいければ
と思っています。

 

第一回目は、
「効き脳」についてです。

 

「効き脳」を説明した上で
4人一組になって、
職場体験ゲームをやってもらいました。

 

チームメンバーに
断片的な情報を渡して、
その情報を整理して
問題を解いてもらいます。

 

チームメンバーで
力を合わせないと解けない
ゲームになっています。

 

昨日は、時間延長がありましたが、
見事に問題を解くことができました。

 

素晴らしかったと思います。

 

ただ、ゲームの振り返りの中で、
あるメンバーから
こんなコメントがありました。

 

なんだかわからないけど、
すごかった!

 

問題が解けたのはすごかった!けど
どうやって問題を解いたのか?は
分からない
という意味です。

 

問題を解いた人は分かるけど
それ以外の人は分からない・・・

 

できる人はできるけど、
できない人はできない・・・・

 

社長はできるけど、
社員はできない・・・

 

これって、組織にとって
望ましい状態なんでしょうか?と
意地悪な質問をしてみました。

 

すると、苦笑いをしながら、

いや、そうではなくて、
チームで問題解決できるよう
になって欲しい

とおっしゃってました。

 

そうなんです。

 

チームで問題解決できるように
なって欲しい!と思いながらも、
社長さんが一人で問題を解いてしまう・・・

 

ここで「効き脳」のお話です。

 

「効き脳」の思考のパターンです。

 

思考のパターンは
4つに分けることができます。

 

A:論理脳、理性脳
B:計画脳、堅実脳
C:友好脳、感覚脳
D:全体脳、創造脳
の4つに分けることができます。

 

 

チームで解決するためには
この「効き脳」を順序よく
活かす必要があります。

 

その順序は
「クリエイティブプロセス」
と言います。

 

【クリエイティブプロセス】

D(全体脳)

A(論理脳)

C(友好脳)

D(全体脳)

B(計画脳)

 

 

この順番で効き脳を使う
ということです。

 

なぜ、この順序なのか?
というと・・・

 

D(全体脳)は、
アイデアや発想を生み出します。

 

しかし、
アイデアや発想は思いつきなので、
そのまま実現するのは困難です。

 

そこで、
登場するのがA(論理脳)です。

 

D(全体脳)が出したアイデアを
論理的に考えて現実的なものに
修正していきます。

 

しかし、
まだ、それは机上の空論で、
理屈っぽく、難しくて、
みんなが理解できません。

 

そこで登場するのが、
C(友好脳)です。

 

みんなが理解できていないことを
感じ取って、
A(理論脳)に説明を求めます。

 

A(論理脳)とC(友好脳)の
やり取りを繰り返すことで、
みんなが理解できるようになります。

 

みんなが理解できるようになるのですが、
C(友好脳)は決断力に欠けます。

 

ここで、再び登場するのが
D(全体脳)です。

 

全体が見えているので、
「これでいける!」という決断ができます。

 

ところが、
これでもまだ頭の中の話です。

 

実際に実行するには、
計画と管理が必要です。

 

そこで、最後に登場するのが
B(計画脳)です。

 

それまでに
議論したアイデアを
計画に落とし込んで管理します。

 

チームで解決するというのは、
このようにして、
「効き脳」をバトンのようにつないで
問題を解決すると言うことです。

 

アイデアが豊富な社長さんの場合、
D(全体脳)が高い傾向があります。

 

D(全体脳)が高い社長は、
クリエイティブプロセスでいうと
先頭に立ちます。

 

社長が一人で解くというのは、
D(全体脳)が高い社長が
バトンを握りしめて最後まで
走り切ると言うことです。

 

だから、
チームで解決したいなら、
バトンを次の人に渡す必要が
あります。

 

そのためにどうしたらよいのか?
というと・・・・

 

周りを見ることです。

 

バトンを渡せそうな人を探して、
バトンを渡して、
全体を見るようにする・・・

 

すると、
D(全体脳)が高い社長の
「全体を見る」という強みが
より活かさせることになります。

 

また、社長以外のメンバーが
バトンをつないでいくので、
みんなに出番がやってきます。

 

もちろん、
実際に、チームで解決するのは、
バトンを渡すように
簡単にできることではありません。

 

ただ、イメージできないことは
できないので、
チームで解決するということを
イメージすることから
始めて欲しいのです。

 

まずは、手始めに
自分がアイデアを持った時に
誰にバトンを渡すのか?を
決めておくとよいと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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