昨日は、
チームビルディング経営塾6期
の4回目でした。
テーマは「行動特性」です。
「行動特性」とは・・・・
「自己表現性」「自己主張性」「柔軟性」
の3つです。
「自己表現性」は、
思ったこと、感じたことを
口にする傾向のことです。
美味しいものを食べた時に、
「美味し~い」と声に出すことです。
次に「自己主張性」は、
思ったこと、感じたことを
相手に分かってもらおう
とする傾向のことです。
美味しいものを食べた時に、
「美味しいよね!」と同意を求めたり
「美味しいから食べてみて!」と
相手に反応を求めます。
最後に「柔軟性」は、
自分と異なる考えや状況や行動を
受け入れようとする傾向のことです。
お昼休みに、
行きたいお店に食べに行った時に
人がたくさん並んでいる時に
すぐに別のお店に行こうとするか?
昼休み中に戻れないかもしれないけど、
並んで食べようとするか?です。
「自己表現性」「自己主張性」「柔軟性」
には、人それぞれ、高い低いがあります。
こんなことを学んで、
組織作りに役に立つのか?
と思われるかもしれません。
しかし、言いたいことを言うというのは、
「自己表現性」と「自己主張性」を
コントロールするということです。
言いたいことが言えるようにするには、
自分の「自己表現性」と「自己主張性」
の程度(高さ低さ)を知っておくこと
が大事です。
昨日の経営塾の中で、
その3つをチェックリストを使って、
診断してもらいました。
「自己表現性」「自己主張性」「柔軟性」
について、プラスマイナス10点で
数値化されます。
ちなみに、私の
「自己表現性」は、マイナス9点
「自己主張性」は、マイナス8点です。
「柔軟性」は、0です。
よく、社長さんから
うちの社員は言いたいことが
言えていないような気がする
という相談を受けます。
この時に、「言いたいこと」が自己主張性で
「言えること」が自己表現性です。
そうなった時に
「自己表現性」マイナス9点
「自己主張性」マイナス8点の私は、
そんなに「言いたいこと」もないし
そんなに「言いたい」とも思っていません。
だから、社長さんは、
言いたいことを言えているのだろうか?
と思っているからもしれませんが、
私みたいな人間は、
そんな風には思っていないのです。
ただ、チームとして
何かをしようとした時に、
私が思っていていることを
周りに伝えないと、
周りの人は、私が何を考えているのか?
分からないので、困ると思います。
ましてや、私が上司だった場合、
部下は、上司が何を考えているのか?
分からないので、やりづらいと思います。
こんな風に考えると、
「自己表現性」「自己主張性」は、
相手のために上げる必要があるのです。
逆に、「自己表現性」「自己主張性」が、
高い人は、下げないと、
周りの人が、「自己表現性」「自己主張性」
できなくなります。
なぜならば、その人が話している間、
他の人は、話せないからです。
つまり、チームにいる一人ひとりが
自分の「自己表現性」と「自己主張性」の
程度(高い低い)を自覚することが、
言いたいことが言える組織にする
ということなのです。
「自己表現性」と「自己主張性」も
行動なので、変えられます。
実は、私が毎日ブログを書いているのも
「自己表現性」「自己主張性」を補うためです。
コンサルタントして、
何を考えているのか?伝わらないと
仕事を任せてもらえません。
でも、毎日書くと決めて書いていると、
読んで下さる人は、
私が何を考えているのか?
分かってもらえるのではないか?
と思うのです。
だから、「自己表現性」「自己主張性」が
低いからダメではなく、
低いなら低いなりに
やり方を工夫すればよいということ
なんです。
人間も道具と同じでクセがあります。
そのクセをどう使いこなすか?が
成果を上げる上で大事だともいます。
そのためには、
そのクセを知ることが必要なので、
チームビルディング経営塾で
お伝えしているのです。
次回のチームビルディング経営塾は、
4月から第7期が始まります。
近々、説明会を兼ねた
オープンセミナーを開催するので、
興味のある方は是非、参加して下さい。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
チームビルディング経営塾7期ONLINE
組織作りのコンサルタントをしていて
経営者の方が組織作りのノウハウを知っていたら
もっと組織がうまくいくのにもったいない
と思うことが多いです。
実は組織作りのポイントは3つしかありません。
その3つを6ヶ月でお伝えをしています。
6ヶ月後には確実に組織の成長を
感じることができるようになります。
チームビルディング経営塾の詳しいことはコチラ
コメントを残す