先日、テレビを見ていたら
元野球選手の江本孟紀さんが
「おぎやはぎの愛車遍歴」という番組に
出演していました。
若い人は知らないかもしれませんが、
江本選手と言えば、
新聞記者がいる前で、
『ベンチがアホやから野球ができひん』
と発言して、
監督批判だとして炎上し、
責任をとって現役引退を表明したこと
で有名です。
『ベンチがアホやから・・・』
組織で働いていると
こんな風に思ったことが
一度や二度はあると思います。
突如、
現場に無理難題がふりかかる・・・
現場にしてみれば、
そんなアホな!という話でも
会社の上層部にしたら大真面目!
会社の上層部は
現場のことなんて
何も分かっていないんじゃないか?
と思いたくもなる・・・
どうして、
こんなことが起こるのでしょうか?
これはいつもブログに書いている
ルービックキューブ理論です。
ルービックキューブには6面ありますが、
人がどんなに頑張っても
6面のうち3面しか見ることができません。
人には、必ず、見えない面があるのです。
見えない面のことを言われても
理解ができないのです。
ある意味、
分からないことがあっても当然です。
だから、
自分に分からないことがあった時に
慎重になる必要があります。
こんあアホなことを
言うぐらいなんだから
自分に見えていない面が
あるかもしれない・・・
そう思って、
それを見ようとするのが大事です。
ただ、それは、
会社の上層部も同じで、
現場の人に会社全体の話をする時は
伝わらない前提で話をする必要があります。
この時に大事なのは、
相手の話に納得する必要はない
ということです。
それぞれの考えが
真反対だってこともあります。
そんな簡単に受け入れることは
できないと思います。
ただ、真反対の意見でも
それぞれの立場からみたら、
それぞれ正しいのです。
では、どうしたらよいのか?というと、
「対話」をすることです。
「対話」というのは、
自分の意見を伝える時に、
なぜそう思うのか?
という考えや背景も伝え、
相手の意見を聴く時に、
相手がなぜそう思うのか?
という考えや背景も
理解しようとするコミュニケーションです。
つまりは、
ルービックキューブの裏側を見に行く
コミュニケーションです。
だから、こういう時は
言い放しではなく、
時間をかけて話し合うことが
大事なのです。
この時のポイントは、
共通の目的を探すということです。
言っていることは違っていても
目的が共通であれば、
「対話」を続けることができます。
目的が共通・・・
つまり、ルービックキューブが
1つであることが分かれば、
見えないところに面があることに
気が付くことができます。
この「対話」の壁を越えたところに
大きな成果が待っています。
だから、こういう対立というのは、
組織にとって大きなチャンスなのです。
この壁をチームとして崩壊することなく
乗り越えていけるようにするのが
私の仕事だと思っています。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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