文句があるなら決める立場になれ!

今回のパリオリンピックでは、
ルールが話題になりました。

 

柔道では不可解な判定が目立ち、
ルール変更もあって、
反則を誘って勝つみたいな
武道らしくない勝敗の決め方になって
見ていてモヤモヤが残りました。

 

メダル1つに終わった水泳は
プールが国際規格より80センチも浅い
という情報を水泳連盟が知らなったようで、
情報不足、調査不足が影響した
と言われています。

 

アーティスティックスイミングでは、
新ルールの情報の収集が不十分で、
演技に取り入れることができずに
5位と奮いませんでした。

 

競技人口の影響もあり、
ルール作りは欧米中心で行われるため、
情報収集も遅れがちになったり、
また、日本の意向が反映されない
ということがあるようです。

 

どこかの記事に書いてあったのですが、
欧米はどうやってルールを変えるを考え、
日本はどうやってルールを守るのかを考える。

 

そういうことなんだと思います。

 

小国が大国に認められるには、
大国のルールのもとで、
勝負に勝つしかなかった歴史も
あるのだと思いますが、

 

あまりにも、
ルールに従順すぎるように思います。

 

それは構造的なもので、
会社でも同じことが起こっています。

 

組織コンサルティングの場面で
組織のメカニズムを理解してもらうために
ゲームをやります。

 

ゲームをやっていると、
ルールを破るのはだいたい「社長」です。

 

なぜ、そんなことが起こるのか?
というと・・・

 

ルールに対する考え方が違うからです。

 

社長はルールを作る側です。

 

社員はルールを守る側です。

 

社長はルールがないの前提で
社員はルールがあるのが前提です。

 

ルールがない前提なので、
ルールを平気で変えます。

 

ルールは管理の手段であり、
ルールを守るのが目的ではないからです。

 

組織を作っているのか?
組織に参加しているのか?の差です。

 

参加しているのであれば、
ルールに従わざるを得ません。

 

ルールに不満があるなら、
ルールを決める立場に立つ必要があります。

 

ルールを決める立場に立つと
さらっと書きましたが、
その立場に立つのは大変です。

 

何もないところから作らないといけないし、
批判を受けることになりますし、
その批判から逃げることもできません。

 

その大変さを背負うからこそ、
ルールを決められるのであって、
その大変さを背負う覚悟もないのに
ルールが不満だと言っていても
何も変わらないのだと思います。

 

文句があるなら、
決める立場になることだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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