それって誰がやるんですか?

社長さんの話を聞いていると、
いろんなアイデアが出てきて、
あれもやりたい!これもやりたい!
という話になります。

お話を聞いていると、
どの話もやった方がよいと
私も思います。

ただ、やった方がよいことは
たくさんあって、
手当たり次第にやっていたら、
全部中途半端になります。

アイデア出しの時間なら良いのですが、
具体的な打ち手の話をしている時に
実行できない話を聞いていても
仕方がありません。

こんな時、
私はこんな質問をします。

『それって誰がやるんですか?』

意地悪な質問で恐縮なんですが
結局、そういうことなんです。

そういうことと言うのは、
戦略は人が実行するということです。

いつもブログに書いていますが、
人はできることしかできません。

時間的にも、能力的にも
できないことをやっても上手くいきません。

実行できない戦略の話をしても
その場限りの話以上にはなりません。

実行可能な戦略を
いかにやり切るか?を話した方が
成果につながります。

世の中には、
成功事例がたくさんあって
そんなものを見るとマネしたくなります。

マネしてもよいのですが、
それを実行できる人材がいないと
同じような成果は上がりません。

つまり、人材力に見合わない戦略は
上手くいかないのです。

戦略を実行するにあたって、
これを自社の人材でどうやって
実現するのか?
を考えることが大事です。

もし、今いる人材で
実行することが難しければ、
その戦略をいくつかのステップに分けて
確実にできることをやりながら、
時間をかけて実現するしかありません。

できないことを繰り返しても
いつまで経っても
できるようにはなりません。

誰がやるのか?を考えて、
戦略を練らない限り、
成果が上がることはないのです。

中小企業においては、
圧倒的に人材力が足りません。

人材力を上げることから始めないと
効果的な戦略を実行することは
できません。

しかし、人材力を上げるための
時間もありません。

人材力を上げながら
戦略を実行しようとすると
必要な知識や技術を伝えながら
そのレベルに合わせた戦略を実行する
という調整力が必要になってきます。

簡単な話ではないのですが、
それをやるのが私の仕事だと思っています。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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