前回のブログで、
フィードバックをするのに、
本人に現状を認識してもらうのが
難しいと書きました。
例えば、体重なら、体重計に乗れば、
現状の体重が数値で表示されます。
しかし、
昨日のブログに書いたような
あいづちの仕方とか
会話の仕方とか
お客様との接し方とかを
どのようにして、
認識してもらえばよいのでしょうか?
一番簡単な方法は、
動画に撮って見ることです。
私は研修講師ではありませんが、
研修をすることもありますし、
動画を撮ることがあるので、
自分の話している姿を見ることがあります。
正直、あまり気持ちがよいもの
ではありませんが、
姿勢が悪いな!とか
説明がくどいな!とか
話すペースが速いな!とか
たくさんの気づきがあります。
自分の思っていることが
上手く伝えられないな!と思っている
社長さんは、自分が話している姿を
動画に撮って、見てみるとよいと思います。
・・・と書きましたが、
フィードバックとしては強烈です。
先ほど、あまり気持ちがよいもの
ではないと書きましたが、
自分の動画は見たくないというのが
正直な私の感想です。
自分でやりたくないものを
部下に強要する訳には行きません。
本人が望んでいない場合は、
本人の姿を動画で見せることは
やめたほうがよいと思います。
では、どうすればよいのか?というと
I(アイ)メッセージで感じたことを
伝えると言うことです。
メッセージの伝え方には2種類あります。
I(アイ)メッセージと
YOU(ユー)メッセージです。
I(アイ)メッセージは、
「私は○○だと思います」
自分が思っていることを伝えます。
YOU(ユー)メッセージは、
「あなたは○○だ!」
相手に評価を伝えます。
YOU(ユー)メッセージは評価なので、
内容によっては相手を否定することになります。
昨日のブログに書いたように
相手から嫌われます。
「細かいことを言うと嫌われる」
では、I(アイ)メッセージなら、
嫌われないのか?というと、
若干、マイルドになります。
マイルドになるというのは
私が思っていることを伝えただけなので、
絶対的な評価ではありません。
ただ、私が思っていることなので、
私がそう思っていることは、
相手が否定することはできません。
私がそう思っていることを
相手は受け取らざるを得ません。
I(アイ)メッセージで伝えることで、
相手にどう思われているのか?は
本人に伝わります。
つまり、
本人の現在地を認識することになります。
フィードバックは、
本人が目指している状態と
本人の現在地のギャップを伝えることだと
書きました。
I(アイ)メッセージで伝えることで、
本人の現在地を伝えることができました。
フィードバックを完成させるには、
本人が目指している状態を
正しく認識してもらう必要があります。
フィードバックが上手く行かない時に
本人が目指している状態が
正しく伝わっていない場合があります。
では、どうしたら、
本人が目指している状態を
正しく伝えられるのか?
長くなったので、
明日のブログに書きたいと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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