最近、お客様の会社で
教え方を相談されれることが
増えてきました。
50代前後の人たちは
第2次ベビーブームで
会社に入っても同期がたくさんいて
自然と競争が起こっていました。
だから、お互い、切磋琢磨して、
教わることなく、仕事を覚えてきました。
しかし、今の若手世代は、
同期も少なく、
競争が起こりづらいのだと思います。
競争がない分、
自分から学ぶというより
教えてもらうことの方が多い
のだと思います。
今、起こっている問題は、
教わったことがない世代が
教えてもらってばかりいる世代を
教えるという
ミスマッチが起きている
ということです。
だから、教わったことがない世代が
教え方を学ばないと
この問題は解決しません。
人に教える時に大事なことは、
相手が、何を知らないのか?
を知ることです。
いつもブログに書いていますが、
人ができるようになるには
5つのステップがあります。
知らない
↓
知っている
↓
やってみる
↓
分かる
↓
できる
↓
している
できないのは、
知らないからであり、
知らないからやってみない、
やらないから分からない、
分からないからできないのです。
できる人は、
このステップを無意識にクリアしているので
このステップに気付きません。
だから、できる人は、
教えている相手がなぜできないのか?
分かりません。
理由は簡単で、知らないのです。
知らないから、
このステップを上がることが
できないのです。
例えば、営業を教えるとします。
営業のリストがあるので、
電話するように指示したとします。
言っても、言っても、
なかなかやらない。
やってみればいいだろう!
と思うけど、やらない・・・
なんでだろう?と思ったら、
電話で何を話したらよいのか?
知らないのです。
知らないから、
やってみることもできないのです。
だから、
やらないのでなく、やれないのです。
この場合、
営業スクリプトを作って、
練習相手になって、やってみさせて、
できるイメージが持てるようにする
必要があります。
ここまでして、
初めてお客様に電話かけることが
できるようになります。
こんなの教えられることではなく、
自分で考えてやることだろう!というのが
できる人の考え方だと思います。
しかし、それだと、いつまで経っても、
相手はできるようになりません。
だから、できる人が教える場合に
大事なことは、
自分の基準を手放して、
相手が何を知らないのか?を
突き止めることです。
そのためには、
相手に聞くしかありません。
このくらい分かっているだろう
と思って教えても
その前でつまずいていたら
積み上がっていきません。
何度教えても
できるようにならないなら
それは教え始める場所が
違うのかもしれません。
相手がどこでつまづいているのか?
を把握することから
始める必要があると思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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