若手社員を育てるのに必要なもの

ネットニュースを見ていたら、
こんな記事を見つけました。

 

「強くするのに体罰はいらない」
https://kumanichi.com/articles/785556

 

熊本市にある
大津高校のサッカー部の総監督
平岡和徳さんのインタビュー記事です。

 

平岡総監督は、56人のJリーガーを
輩出しています。

 

その平岡総監督は
こんなことを言っています。

 

子どもを「上手にさせる」秘訣は、
「夢中にさせる」ことだ。

そのためには、
「本気で向き合う」ことももちろんだが、
「子どもたちの未来に触れている」
深い自覚を持つことが何より重要だ。

 

私は、いつもブログに
人は自分のやりたいことしかやらない
と書いています。

 

究極的には、人は自分のことにしか
興味がありません。

 

だから、自分とって、
それがどんな意味を持っているのか?
が分からないと、
やろうとはしません。

 

今、やっていることは
すぐに成果として現れません。

 

やり続けることで成果になります。

 

つまり、今、やっていることが、
自分の将来に
どんな意味をもっているのか?を
理解させることが大事です。

 

しかし、これって、
子どもにしてみたら、難しいと思います。

 

大人になったら、
その時に苦労の意味が分かりますが、
今は分からないのではないか?
と思います。

 

では、どうしたらよいのか?

 

それは・・・

 

成長できていることを感じられる
ようにすることです。

 

自分が成長できている実感が持てれば、
今、上手くいっていなくても
将来に可能性を感じることができます。

 

自分の将来に可能性を感じられれば、
今、やっていることに
興味を持つようになります。

 

それが、平岡総監督が言っている
「子どもたちの未来に触れている」
ということだと思います。

 

これは、会社で若手社員を
育てるのも同じだと思います。

 

成長を感じられたら、
自分の将来に興味が沸いてくるはずです。

 

経営者の方と話ていると、
ウチの社員にやりたいことを聞いても
何も出てこない
という話をよく聞きます。

 

それって、成長を感じていないから
だと思うのです。

 

いつまでも、今のままだと思えば、
将来に興味を持つはずがありません。

 

ベテラン社員ならいざしらず、
若手社員なら、仕事をしている限り
成長しているはずです。

 

成長を自覚できれば、
今と違う未来が見えるはずです。

 

ただ、日々に追われていると
成長を感じることはできません。

 

それ以上に、厳しい現実に
押しつぶされそうになります。

 

だから、
成長を感じてもらうには、
振り返りの時間を取ることです。

 

だからこそ、
面談が必要だと思っています。

 

本人が自覚できないような
「成長」をフィードバックすることが
大事です。

 

さらに、
より成長を意識させるためには
目標を立てることです。

 

目標があれば、
成長を測るモノサシができるので
より成長を感じやすくなります。

 

平岡総監督はこんなことを
言っています。

 

大津に来れば、
一人一人の『成功』は約束されていないが、
『成長』は約束されている

 

大津高校には、
熊本県内だけでなく全国から生徒が
集まっているそうです。

 

さらに、
辞める部員もほとんどいないそうです。

 

そう考えると、
若手を集め、育てるには、
「成長」がキーワードだと思います。

 

若手を集め、育てることで、
我々、おじさん、おばさんも
「成長」を感じられるようになると、
将来に可能性を見出せるように思います。

 

まだまだ、将来に可能性を感じたい皆さん、
一緒に頑張っていきましょう!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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