指摘をする側もされる側も気を付けること

前回に引き続き、
石破首相の10万円商品券問題について
書きたいと思います。

今回、問題が発覚した時に
すぐに記者会見を開いたのは
良かったと思います。

さらに、政治家の常套句である
秘書が勝手にやりました!ではなく、
自分の指示だと認めたのも
潔くて良かったと思います。

ただ、「政治資金規正法上の問題はない」
とした上で、追及を受けると
「第何条のどの条文をおっしゃってますか?」
と逆質問をしたのは、まずかったと思います。

人は相手から指摘を受けた時に
必要以上に反応してしまうことが多くて、
それが、ほとんどの場合、
良い結果を生み出しません。

攻撃が最大の防御ですから、
自分を守ろうとすることで、
意図せずに、相手を攻撃してしまう
ことがあります。

指摘をした側は、
事実を指摘しただけなのに、
攻撃を受けたと感じると
それだけで感情的になります。

冷静に質問しているのに
どうして私が攻撃を受けなきゃいけなんだ!
という感じになります。

ここで、ゴングがなって、
お互いに相手を攻撃し合って、
話し合いは決裂します。

お互いにとって望ましくありません。

職場では、指摘される側にも
指摘をする側になることもあると思うので、
今回は、それぞれの注意点を書こうと思います。

まず、指摘される側ですが、
指摘される側になった時は、
必要なこと以外は言わないことが大事です。

先ほども、書いたように
指摘を受けている時は、
自分を守ろうとする言葉は、
相手を攻撃する言葉に変わります。

だから、むしろ、
自分を守ろうとはせずに、
相手から聞かれたことだけ答えるように
するということです。

相手が指摘しているなら、
なんらかの意図があるはずなので、
それは一体何なんだろう?と考えると、
余計なことは言わなくて済みます。

次に、指摘をする側に立った時は、
(上司としてこちらが多いと思いますが)
指摘をした相手が攻撃的になっても、
それは、相手が自分を守ろうとしている
だけなんだと理解することです。

相手が攻撃的になったからと言って
こちらも攻撃的になったら、
こちらが指摘した意図が伝わりません。

せっかく指摘をしても、
その意図が伝わらなければ、
指摘をした意味がありません。

だから、相手の攻撃に乗ることなく、
指摘をした意図を丁寧に伝えることが大事です。

指摘をする側もされる側も
感情的になったら、
どっちもどっちの状態になります。

いずれにしても、
感情的になりやすいことを計算にいれて
話をすることが大事なんだと思います。

今日も最後まで読んでいだき、
ありがとうございます。

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