先日、
ある会社さんで効き脳診断をしたので、
効き脳の説明会をしました。
ある女性の社員さんが効き脳に
すごく興味があるようで、
しつこいぐらい質問をいただきました。
彼女とお話をしたところ、
「成長するために自分をもっと知りたい!」
という話をしてくれました。
社長さんと話をしたら、
やはり、仕事もできるようで
今度、マネージャーにするとことでした。
最近、つくづく思うのですが、
「自分を知る」ということが全ての始まり
だと思います。
「自分を知る」ということは、
「自分と向き合う」ことです。
「自分と向き合う」と
自分が見たくない自分も見ることになります。
なぜなら、
「自分と向き合う」ということは、
自分の「限界」を知るということだからです。
「限界」を知るというのは辛いことです。
「ここまでしかできない」ということを
認めることだからです。
しかし
「ここまでしかできない」ということを
正しく知ることは難しくて、
正しく知るためには
「失敗」をする必要があります。
つまり、
「失敗」することで「限界」を知ります。
さらに
その「失敗」を他人のせいにするのではなく、
自分に原因があることを認めて、はじめて
本当の「限界」が見えてきます。
「限界」というと
マイナスのイメージがあるかもしれませんが、
ポジティブにとらえれば、
「限界」というのは、スタート地点です。
「限界」を知った上でどうするか?を
考えればよいのです。
「もっと勉強しなくちゃいけないな!」
「得意な人に任せよう!」
「いったんこの業務をやめてみよう!」
などなど・・・
「負け」を認めないと「限界」に気づかない
のだと思います。
「できる人ほど、謙虚だ」というのは、
そういう意味だと思います。
そして、人の上に立つ人ほど、
自分を知らないといけないのだと思います。
人を育てるためには、「相手」のことを
知らなければなりません。
「相手」が今どういう状態なのか?を把握して
適切に接することが必要だからです。
このブログでも何度かお話をしていますが、
答えを教えてしまうと、
学ぶ喜びを奪ってしまいます。
推理小説で犯人が分かってしまうことほど、
モティベーションを奪うことはありません。
つまり、教えるか、考えさせるかの加減は、
「相手」を観ることによって、
コントロールできるのだと思います。
「相手」のことが分かるためには、
「自分」のことが分からないといけない
のだと思います。
自分という人間が分からなければ、
他人のことなど分かるはずもないのです。
以前、「人は鏡」というお話をしました。
「相手」が今、
どういう状態にいるのかが分かるのは、
自分が同じ場面で同じように
感じていたからです。
それは「共感」です。
「あ~この人分かっているな!」と
思うことで信頼感を感じ、
この人から学ぼうとするのだと思います。
そして、
この人について行こうと思うのだと思います。
そう考えると、「自分を知る」ということが
とてつもなく大事だということに
書きながら気付いてしました!
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