転ばぬ先の杖はいらない

先日、ベテラン社員さんと話をしている時に
こんなことを言われました。

 

若い子にアドバイスをしているのに
言うことを聞かないんです。

 

なるほど、アドバイスをしているのに
聞いてくれないとなると、
なんでだろう?と思いますよね!

 

自分の言う通りにしたら、
上手くいくのに、
なんで言う通りにしないんだろう?
って・・・

 

いつもブログに書いていますが、
人はやりたことしかしません。

 

だから、アドバイスを聞いても
やらないのは、
やりたくないのだと思います。

 

やりたくない理由は、
いくつかあると思いますが、
考えられるのは・・・

 

そもそも、困っていないか?
それで解決すると思えていないか?
面倒だと思っているのか?
苦手なのか?
できないのか?

 

いずれにしても、
やらないという選択をしているなら
理由があるはずです。

 

先輩である
ベテラン社員のアドバイスを聞かないと
自分の立場が悪くなることぐらい
分かっているはずです。

 

それでもやらないのであれば、
それはそれなりの理由があるはずです。

 

その理由を理解しない限り、
若手社員に対して、
求められていないアドバイスを
押し付けていることになります。

 

下手をしたら、
パワハラだと言われかねません。

 

では、どうしたら、
その理由が分かるのでしょうか?

 

それは、聞くしかありません。

 

「なぜ、アドバイスを聞かないのか?」

 

あっ、なぜ?はやめたほうがいいです。

 

なぜなら、責められている感じがするからです。

 

なので、別の言い方をして下さい。

 

「アドバイスを聞かない背景を教えて?」

 

ただ、これも答えにくいと思います。

 

信頼関係があれば、
答えてくれると思いますが、
そうでなければ答えないと思います。

 

だから、聞ける範囲で聴くしかないと思います。

 

では、聞けない場合は、どうしたらよいのか?

 

放っておくしかないと思います。

 

頼まれてもいないのに
アドバイスするから聞かないのです。

 

困ったら、アドバイスを求めてきます。

 

アドバイスを求められたら、
教えればよいのです。

 

アドバイスを求められて、
教えてあげたのに、
やらないなら、
その理由を聞くことはできると思います。

 

本当に困らないと
アドバイスの価値が分からないのです。

 

ただ、本人が困る状況を作り出す
必要があります。

 

それは、ゴールを決めると言うことです。

 

ゴールは決めて、やり方は任せる

 

すると、困るんじゃないかな?
と思うのです。

 

困って、初めて、考えるようになります。

 

考えないのは、困っていないからです。

 

転んではじめて、考えるのです。

 

だから、
転ばぬ先の杖はいらないのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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