正射必中

今日、明日と日本経営合理化協会さんの
全国経営者セミナーに参加しています。

http://www.jmcatop.jp/

全国から600人以上の経営者の方々が
集まっています。

毎年、1月と7月、年2回
3日間のインプット。

贅沢な時間です。

通常、セミナーというと、
自分が聞きたい話を聞きに行きます。

しかし、
日本経営合理化協会さんのセミナーは
自分が聞きたい話ではなく、
主催者の方がセレクトした講師の方の
お話が聞けます。

これがなかなか面白いのです。

思わぬ収穫があります。

実は、ロボット人事研究所の「ロボット」
という発想も、このセミナーでロボホンの
生みの親、高橋さんのお話を聞いて
生まれました。

視野を広げる機会は大事ですね！

今回の講師陣は・・・
吉野家の安部会長
靴の修理のミニットの迫社長
ダンスプロデューサーの夏まゆみさん
日本一幸せな会社、未来工業の山田社長
セブンイレブンの鈴木名誉顧問
などなど、楽しみです！

初日のお話で印象的だったのは、
ゴディバ　ジャパン㈱の社長さん
のお話でした。

ジェローム・シュシャン氏

フランス人です。

最近、ゴディバって変わったな！と
思っていましたが、社長さんが
変わっているんですね！

その社長さんの
戦略の元にあるのが・・・

「弓道」

です。

フランス人でありながら
弓道に魅せられて 弓道を学び、
経営に活かしていらっしゃいます。

面白い！と思いました。

なぜ、弓道なのか？

アーチェリーと弓道の対比の中で
説明してくださいました。

アーチェリーは結果ありき

得点を競うスポーツ

狙いやすく工夫された弓で
当てるように技を極める

いかに当てるか？

これに対して、

弓道は武道であり、人間形成

弓と矢と的が一体となるまで
心を極める

「当てる」のではなく「当たる」

そのためには、型を学び、繰り返す

アーチェリーは「結果」
弓道は「プロセス」

これは、
ビジネスをやっていても同じで
「結果」を追うべきか？
「プロセス」を追うべきか？
迷う時があると・・・

ジェローム・シュシャン氏は
その答えが「弓道」にあると
おっしゃいます。

正射必中（せいしゃひっちゅう）

正しく射れば必ず当たる

当てることに意識をすると邪念が入る。

正しい動きを繰り返していると
結果はあとからついてくる。

「当てる」ではなく「当たる」

売上は正しい行為の結果であり、
目標ではない。

つまりは「プロセス」だと…

この話を表面的に聞いていると
「『結果』より『プロセス』が大事だ！」
みたいな話だと思われるかもしれません。

でも、本当にそうでしょうか？

たしかに、武道は型があります。

型を守る…

しかし、武道とは命のやり取りです。

生きるか死ぬかです。

命がかかっているから、
型を大事にするのだと思います。

型とは「プロセス」です。

つまり、
「プロセス」を大事にするのは、
「結果」を大事にするからです。

実際、ゴディバ　ジャパンは、
5年で2倍の売上を達成しています。

「結果」を得るために
「プロセス」を大事にしています。

「当てる」ではなく「当たる」

弓と矢と的が一体になるまで
心を極める…

つまり、
目標と行動が一つになるまで
やりきることだと思います。

弓道を極めることは
目標達成を極めることなんですね！

今日は、2日目、朝の8時から
「AKB48」「モーニング娘。」の育ての親
夏 まゆみさんのお話です。

どんなお話を伺えるのか？
楽しみです。

今日も、最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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