ONE TEAMはどこに行った?

昨日(4月17日)に
安倍総理の会見の中で、
国民に対して1人当たり一律に
10万円を給付すると発表しました。

 

個人的には
スピードが大事だと思っていたので
一律でよかったと思っています。

 

しかし、
世帯30万円の時は
一律でないのはおかしい!
と批判され・・・

 

一律10万円となったら
一律なのはおかしい!
と批判され・・・

 

何をやっても批判されて
安倍総理は本当に大変です。

 

なんとなく
世の中、みんな殺気だっていて、
何か非があれば噛みつこうと
しています。

 

批判というより
言いがかりという感じです。

 

非常によくないと思います。
(U理論の上に行きやすい状態です。)

 

ところで昨年の流行語を
覚えていますか?

 

“ONE TEAM”です。

 

ラグビーW杯

 

盛り上がりましたね!

私も台風後の横浜国際競技場で
アイルランド戦を観戦しました!

 

日本中が一つになりました。

 

“ONE TEAM”になれた気がしました。

 

しかし、今は”ONE TEAM”には
程遠い感じです。

 

本当にピンチになった時こそ
“ONE TEAM”になる必要があるのに・・・

 

しかし、今、この状況になってみると
“ONE TEAM”になることが
難しいと痛感します。

 

スポーツライター藤島大さんは、
“ONE TEAM”をこう表現しています。

 

“ONE TEAM”とは一色に染まる
という意味ではない。

むしろ逆。

ひとつを信じるから、
個の違いを認め合って、
多彩でありながら、ひとつになれるのだ。

 

ラグビー日本代表の選手もスタッフも、
出身地も国籍もバラバラでした。

 

しかし、
ワールドカップベスト8!
という目的のもと1つになりました。

 

今回のコロナウイルス対策にも
いろいろな立場の人がいると思います。

 

在宅勤務できる人もいれば、
通勤電車に乗らなければならない人
もいると思います。

 

商売が忙しい人もいれば、
商売ができなくなってしまった人
もいると思います。

 

マスクが必要な人もいれば、
マスクなんていらないという人
もいると思います。

 

10万円が欲しいという人もいれば
10万円なんでいらないという人
もいると思います。

 

いろいろな違いがあっていいと
思うのです。

 

しかし、
一日も早くコロナウイルス収束させる
という目的を信じて、
1つなる必要があります。

 

そのためには
お互いの違いを認め合うことです。

 

それには、素直になることが
大事だと思います。

 

そういう意味では、
昨日(4月17日)の会見の中で
安倍総理は何度かお詫びをしていました。

 

「(一律10万円の給付について)
もっと早く判断しておけばよかった。
あらためて国民にお詫び申し上げたい」

 

「(星野源コラボ動画に)
さまざまな批判があったことを
受け止めている。」

 

「(これまでの対応について)
至らぬ点があったと思いますが、
これからも全力を尽くしていきます。」

 

こんな風に言っていました。

 

今回の会見、前半は、従来通り、
書いたものを読んでいましたが、
後半の記者とのやりとは、
非常に率直なやり取りだっと思います。
(TVは前半しか放映しません。)

 

4月17日 安倍総理会見 “緊急事態宣言”

 

安倍総理の素顔が見えた気がしました。

 

また、マスクに関して
佐野瑞樹アナウンサーが
「めざましテレビ」でこんなコメントを
していました。

 

「間違いなく言えるのは、
 感染拡大防止を願って
 作って下さった方がいるということ」

「マスクが簡単に手に入らない今、
 感謝の気持ちをもって使うことも
 大事なのではないでしょうか」

 

本当にその通りだと思いました。

 

批判は大いにすればいいと思います。

 

しかし、
目的だけは忘れはいけないと思います。

 

一日も早くコロナウイルス収束させる
という目的を信じて
お互いの違いを認め合いながら、
今こそ、”ONE TEAM”になるべきです。

 

安倍総理は
会見の最後にこう言っていました。

 

「皆さんの力で未来を変えてください」

 

未来を変えるのは、
私たち一人ひとりの行動です。

 

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