先日、お客様の会社に
お伺いしたら、
先月入社したばかりの
社員さんが辞めたいと話して
いるというのです。
会社としても
採用してもすぐ辞めてしまう
ことを繰り返しているので、
気を遣いながら接していました。
それだけに1ヶ月で辞めたい
という話にショックを受けていました。
もう少し話を聞いてみると、
本人は、仕事ができないことに
焦りを感じているようなのです。
先日、チームビルディングの
ZOOMミーティングでも
石見さんが言っていたのですが
最近の若い人は
すぐに仕事が出来るようになる
イメージを強く持っているように思う
ということでした。
たしかに、世の中を見ると、
若い人がたくさん活躍しています。
卓球の張本智和くん 15歳
サッカーの久保建英くん 17歳
スノボの平野 歩夢くん 19歳
(15歳の時にソチで銀メダル)
若いというか、
幼い頃からその活躍が
注目されています。
だから、なのでしょうか?
早くできるように
なりたがります。
早くできるようになって
活躍したい!
しかし、仕事なんて、
そんなに早くできるようには
なりません。
時間かけて、
成長してくれればいいのです。
しかし、本人は、
早くできるようになりたい!
と思っています。
そうすると、
何をするか?というと
「やり方」を聞いてきます。
聞いてくるから
「やり方」を教えますが
理解していない中でやるので、
質問が多くなります。
なるべく質問には
答えるようにしますが、
こちらは時間がありません。
どうしても、
後回しになります。
そうなると、
若い社員は「やり方」を
教わっていないのでできません
という話になります。
そもそも「やり方」なんて
いくらでもあります。
会社が新入社員さんに求めているのは
「やり方」を覚えることでは
ありません。
答えのない問題を
自分で考えて自分で決めて
解決できるようになることです。
アルバイトではないので、
言われたことができるところを
目指していないのです。
たぶん、そういうことを
教わる側も教える側も
分かっていないのではないか?
と思います。
だから、大切なのは、
「やり方」を覚えるのではなくて
なんで、これをやるのか?を
考えることです。
それを理解するには
時間がかかります。
そういう意味で
焦ることはないのです。
かと言って
何もしなくてよい訳ではありません。
ここは、会社が求めていることを
明確に伝えるべきだと思います。
挨拶をする
時間を守る
報連相をする
周りに気を配る
具体的に仕事ができる
ということではなくて、
人として基本的なことができる
ようになるべきだと思うのです。
それが、会社としての
「バリュー」だと思うのです。
会社として日々大事にしていること
私の会社でいうと・・・
「人の可能性を信じる」
そう考えると、
新入社員にも身につけて欲しいですが、
それよりも、今いる社員の皆さんにも
身につけて欲しいですね!
新入社員が入ってくるまで、
あと2週間ですね!
万全の準備をして迎えたいですね!
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
4月のセミナーが決まりました!
言い方を変えるだけで、
社内の「人間関係」が改善し、
社員が誰一人辞めなくなる
『ロボット型』組織づくりセミナー
いつもブログでお伝えしている
「効き脳」診断をしてゲームをしながら、
人と人がすれ違うメカニズムを
参加者の皆さんと一緒に学びます!
2019年4月19日(金)です。
14時半から17時半です。
http://robotjinji.com/2019/03/07/post-823/
GW前、最後のセミナーになると思います。
皆様の参加をお待ちしています!
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