お客様の社長さんと話をしていて、
面白い話になりました。
最近入社した26歳の女性社員
とにかく素直で言われたことは全部やる!
しかし、言われないと何もしない…
一方、入社20年目の男性社員
言われたことをせずに、
好きなことをやっている。
社長さん、曰く
『うちにはちょうど良い社員
はいないのか?』
言われたことをする若者と
言われたくないベテラン
これは面白いですね!
社長は社員さんに
どうなってもらいたいのでしょうか?
社長さん、曰く
「大事なことは、相談してほしい」
「自分で判断出来ることは判断してほしい」
では、
「大事なことは何ですか?」
「自分で判断してよいことは何ですか?」
と聞くと、答えが返って来ませんでした。
あっ!
良い悪いを言っているのではないのです。
(責めているわけでもありません!)
(私も言うほどできていないので(笑))
起こっている事象を
解き明かしているだけなので…
若い社員は基準がないから
動けない。
ベテラン社員は基準がないから
自分で作る。
違う「できごと」ですが、
原因が同じところにあります。
問題を解決するには、
「できごと」 にとらわれてはいけません。
では、どうしたら、
「できごと」 にとらわれずにいられるのか?
私が、「できごと」 を見るときに
3つの視点で見るということです。
①何をしているのか?
②どのようにしているのか?
③なぜそうしているのか?
「できごと」 の真っ只中にいると、
③の「なぜ」という視点で見れなくなります。
今回の「できごと」 でいうと
なぜ、若手は言われたことしかしないのだろう?
なぜ、ベテランは言うことを聞かないのだろう?
という視点です。
若手は何を考えているか?分からない
というのは
①の「何をしているのか?」
という視点で考えています。
ベテランはどうせ好きなようにするしなぁ~
というのは
②の「どのようにしているか?」
という視点で考えています。
③の「なぜ」という視点で考えるには、
思い込みを捨てる必要があります。
「そもそもなんでこんなことが
起こっているんですかね?」
という視点です。
真っ只中にいるというのは
その前提を抱え込んでいる状態です。
感情や思い込みもそこに含まれます。
今の若者はダメだ!という前提に立てば、
「なぜ」という発想は出てきません。
だから、より深いところにたどり着けません。
「できごと」の相談を受けた時には、
「そもそもなんでこんなことが
起こっているんだろう?」
と考えているようにしています。
俯瞰してみるというか
相手を信じるといいますか
人は最善を選んでいるので
必ず、そこに理由があるはずなのです!
なんか、もやっとした感じなりました。
今日はこんな感じです。
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