組織が変わるために必要なことは?

組織を変えたい!

このような相談を受けることが多いです。

では、
組織が変わるとは
どういうことでしょうか?

組織は、
」×「 しくみ」×「関係性」 です。

つまり、
」が変わり、「しくみ」が変わり、
関係性」が変わることです。

 

このうち、
しくみ」は最も簡単に変えられます。

お金はかかるかもしれませんが、
他でやっている「しくみ」を導入すればよいのです。

しかし、
しくみ」は「」が動かすものです。

しくみ」と共に「」が成長していなければ
しくみ」を使いこなせず、結果として
しくみ」が機能しません。

つまり、「人」に合った「しくみ」を導入しなければ
「しくみ」は動きません。

 

関係性」とは相手を思う気持ちです。

関係性」も同様に、「」の成長なしに
関係性」は改善されません。

 

全ては「人」から始まります

」×「 しくみ」×「関係性」の順番には
意味があるのです。

では、
」とは誰のことでしょうか?

社員?

主任?

課長?

部長?

役員?

社長?

社長も、役員も、部長も、課長も、主任も、社員も、
みんなが変わらないといけません。

そういうことを言うと、
変わらない人はどうするんですか?
という質問を受けます。

それに対する答えは
変われる人から変わります。

人を変えることができません。

自分から変わろうと思った時だけ変わります。

変われない人は最後です。

それでも、変われない人は、
それなりにやってもらうしかありません。

人は変えられないので、
変わるタイミングを待つしかありません。

 

さて、ここで問題です。

社長も、役員も、部長も、課長も
主任も、社員の中で
必ず変わらなければならない人がいます。

それは、誰でしょう?

・・・

・・・

・・・

いやいや、私は変わっている!

変わなちゃいけないのは社員の方だ!

どうでしょう?

こんなことを言っている社長さん
変わらなくてもいいんですかね?

誤解をして欲しくないのですが、
社長が悪い!と言っているのでは
ありません。

 

社長が変わるのが早すぎる!
と言いたのです。

 

どういうことか?というと、
どこの会社でも、社長が一番学んでいるので、
まず、社長が、最初に変わろうとします。

しかし、
社長が変わっても、その変化に社員がついていけません。
 
社員は、そんなに急には変われません。

その変われない社員をみて、
社長が待ちきれずに元に戻ってしまいます。

そして、また、振り出しに戻るということを
繰り返しているように思います。

組織というのは「全体」です。

ある一部分だけが変わるということは
ありえなくて、
全体」が変わることが必要なのです。

 

組織はよく「」に例えられます。

外科的に直すことは出来ても、
また、生活習慣を変えないと、同じ症状が出てきます。

 

チームビルディングの師である石見さんが
教科書としている
サッカー漫画「ジャイアントキリング」

主人公 達海監督の言葉

ひとつの生き物のようにまとまって成長をし続けるしかない・・・

社長さんだけが変わることでもないし、
社員さんだけが変わることでもありません。

みんなが変わる・・・

みんなが変わり続けるまで変わる・・・

私は、「今いるメンバーで3倍の利益を上げる」
コンサルティングを行っています。

「今いるメンバーで3倍の利益を上げ」ようと思うと
組織に変わってもらわないといけません。
 
その時に一番必要なことは、「信じること」です。

「今いるこのメンバーでできる!」と信じること。

そんな想いで、日々、コンサルティングをしています。

日々のコンサルティングで気付いたことを、
365日、ブログに書いて、メルマガで発信しています。
 
組織が変わると信じ続けるパワーの源になればと思います。

今後とも、よろしくお願いします。

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