会社が儲かれば給与は上がるのか?

今日が少し尖った話にチャレンジです!

「会社が儲かっているのに
私の給与を上げてくれないのです!」

社員面談をしていると、
こんな相談を受けることが
あります。

私も会社員だった時もあるので、
この気持ちはよく分かります。

しかし、
コンサルタントとして
色々な会社にお伺いして
お話を聞くと

儲かるか?儲からないか?は
ビジネスモデル次第だ!
ということを痛感します。

ビジネスモデルとは
どのように価値を創造し
顧客に届けるかを論理的に
かつ構造的に記述したもの
です。

儲かっている会社は、
自社の強みを理解していて
その強みを価値に変えています。

この自社の価値を作り出すのは
経営者の役割です。

もちろん、
経営者一人の力ではなく
社員さんの力も必要です。

しかし、
経営者は、知恵を絞り
ビジネスモデル
作ります。

そして、
そのビジネスモデル
を回すのが
社員の役割です。

ビジネスモデル
間違っていると、
社員が一緒懸命に働いても
儲かりません。

しかし、ビジネスモデル
適切であれば、
社員が一緒懸命に働かなくても
儲かります。

ちょっと極端な話でしたが、

同じ働き方をした場合に
ビジネスモデルが適切な会社と
ビジネスモデルが間違っている会社
とでは儲かり方に差が生まれる
のは明らかです。

会社が儲かっているのは、
経営者が適切なビジネスモデル
作っているからです。

経営者がビジネスモデル
作り、それを回すための労働力
として社員を雇います。

雇われた社員は
ビジネスモデルを回します。

回すこと自体に対して
賃金は支払う必要ありますが、
ビジネスモデルによって
得られた儲けは経営者のものです。

だから、
会社が儲かっているから
給与を上げてくださいは
感情論です。

 

昨今の労働時間削減で
この傾向はますます強まって
いると思います。

なぜなら、ビジネスモデル
回すこと以外に割ける時間が
ないからです。

もし、会社が儲かっているのだから
給与を上げてくださいと言いたいのであれば、

①ビジネスモデルをより効率的に
回せるようになる

②ビジネスモデルの維持に
不可欠な存在になる

③自分自身でビジネスモデルを
つくる

のいずれかです。

つまり、
給与を上げたいと思うのであれば、
ビジネスモデルに積極的に
かかわらないといけないのです。

最後に、
誤解がないように
しておきたいのですが、

給与を上げる必要はない!
という話では
ありません。

「『会社が儲かっているから、
給与を上げてください』
は違う!」
という話をしたかったのです。

もっとも、ほとんどの経営者の方は
会社が儲かったら、給与を上げてあげたい!
と思っていると思いますが・・・

これもまた別の話です。

今日も最後まで読んでいただいて、
ありがとうございます。

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