社員に期待する経営は間違っている⁈

先日、お客様の35周年の式典に
ご招待いただきました。

 

私の一番古いお客様で、
もう16年のお付き合いになります。

 

その話は、またの機会にしたい
と思うのですが、
その式典で講演された税理士の
先生の話が面白かったので
シェアしたいと思います。

 

 

大きな税理士事務所の所長さんで、
「儲かる会社と儲からない会社の違い」
というテーマで話をしてくれました。

 

「儲かる会社は、
商品、サービス、技術、価格、
ビジネスモデルが優れている。」
とおっしゃいました。

 

たとえば・・・

 

100円ショップ

 

商品も価格もよいのかもしれませんが、
全ての商品を100円で売るという
ビジネスモデルが優れています。

 

ライザップ

 

サービスや技術が他のスポーツジムとは
それほど違わないのに、
ビフォーアフターを見せて
成果を保障するというビジネスモデルが
優れています。

 

つまり、
会社が儲かる儲からないは、
ビジネスモデルだというのです。

 

そして、ビジネスモデルをつくるのが
社長の仕事だというのです。

 

さすが、数字で
ものを考える人の発想です!

 

 

この先生の話は、さらに、続きます。

 

人を集めたら、
2:6:2の原則になる

 

つまり、
できる人が全体の2割、
普通の人が全体の6割、
できない人が全体の2割。

 

ということは、普通の人以下が8割

 

これが現実!

 

社員に期待する経営をしている時点で
間違っている!と・・・

 

 

10人の会社なら、社長ともう一人で、
トップ2割で、あとは普通以下だと・・・

 

普通以下の人で回るビジネスモデルで
なければ、儲からないと・・・

 

つまり、
やっていることは簡単なんだけど、
儲かるようにするということです。

 

難しことをやって、儲けようとするから、
社員に期待しなければならなくなる。

 

さすがは、税理士事務所の先生です。

 

理路整然としています。

 

 

ただ、そこはお金の専門家であって
人の専門家ではない・・・

 

大事なことが抜けています。

 

それは、
人は認められたいと思っている
ということです。

 

期待していないと言われた瞬間に
やる気がなくなります。

 

だから、たとえ、期待していなくても
期待してないと言っては
いけないのです。

 

しかも、35周年の式典で
社員さんがいる前で話す話なのか?と・・・

 

 

でも、
税理士事務所のこの所長さん、
懇親会でお話していると、
お自分の事務所の社員さんに
期待しているような話をしていました。

 

つまり、社員さんに
期待していないわけではなくて、
昨日のブログでも書いたとおり、
期待しすぎると相手をつぶして
しまうことがあるということを
ご存知なのだと思います。

 

だから、社員に期待しない!

 

そのくらいの気持ちでいないと、
「人を使って経営なんてできない!」ということを
言いたかったんじゃないか?と思います。

 

つまり、社長さんに対しては
『人に期待しても、頼りすぎはよくない』
というメッセージであり、

 

社員さんには、
「あまりプレッシャーを感じることなく
やれることをやればいいんだ!」
というメッセージだったのだと思います。

 

ある意味、残酷すぎる現実ですが、
これをさらっと言えるあたりが、
只者ではないということなんでしょうね!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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