お客様の会社で
労働時間の削減の
コンサルをしています。
やむを得ない事情もあり
「しくみ」から
強引に変えています。
パソコンが20時以降に
消えるように設定したり…
始業時刻を遅らせたり…
直行直帰を励行したり…
とにかく労働時間を
短くできることを
進めています。
その成果は
確実に現れています。
残業時間も半分ぐらいに
なっています。
業績も落ちていません。
全て上手く行っている…
ように見えます。
しかし、
営業の方がボソッと
おっしゃいました。
「営業マン一人当たりの
訪問件数が落ちてます。」
「我々は、今、
何を失っているのでしょうか?」
そう言われて、私は
「はっ!」としました。
訪問件数は営業の先行指標です。
おそらく、ボディブローのように
きいてくるでしょう・・・
人は時間軸で見ることは難しい…
その時、その時で
ベストの選択をしたとしても
あとになってみた時に
ベストの選択と言えないこと
もあります。
将棋師のように
10手先、20手先を
見れたらよいのですが、
そうもいきません。
では、どうすればよいのか?
常に目的が何かを
考えることだと思います。
何のために
これをしているのか?
人は目の前のことに
夢中になると、
ものが観えなくなります。
実際、目的を決めずに
何となく、プロジェクトや
コンサルを始めてしまう
ことがあります。
そんなことがあるのか?
と思うかもしれませんが、
問題解決型でものごとを
すすめるとこのパターンに
おちいります。
人が動くには2つの理由があります。
「快」を求めるのか?
「不快」から逃げるのか?
太極拳の先生でもあり、
私の体のメンテナンスを
お願いしている
坂本さんに教わったことです。
「快」を求める場合には
そこへ向かっていくので、
目的に迷うことはありません。
⇒「快」
しかし、
「不快」から逃げる場合は
とにかく、その場から離れる
だけなので、
あらたな「不快」に向かっている
可能性があります。
「不快」⇒「不快」
これでは、
今の「不快」から逃れても
新しい「不快」が生まれるだけです。
「不快」=「問題」と言えます。
問題解決をしても、
あらたな「問題」が現れます。
このパターンにはまらないためにも
「快」を求めて動く必要があります。
この「快」は
「どうなりたいのか?」です。
労働時間を削減して
「どうなりたいのか?」
緊急性があったために
この視点が抜けてました。
時間軸で考えるというのは、
「目的」から逆算して考える
ということだと思います。
ゴールから逆算して、
そこに行くまでにどんな問題があって、
それをどのタイミングで、
どのように解決していくのか?
をプロジェクトで共有することが
必要だと痛感しました。
結局、一人が分かっていもダメで、
メンバーが目的を共有することが
大切なのだと思います。
組織として学んでいくというのは
こういうことだと思います。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます!
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