ディソシエーションとアソシエーション

以前もブログに書いたように
成長には、言語化不可欠です。

 

「成人発達理論による能力の成長」
という本には、

能力が高まらない理由は、
知識の圧倒的な欠落と
言語化の鍛錬不足が原因である
ことが考えられます。

と書かれています。

 

つまり、学んだことを
言語化することが能力を高めます。

 

先日の合宿で学んで
印象的だったことを言語化して
おきたいと思います。

 

NLPを学んだということを
書きました。

 

その中で、
「ディソシエ―ション」
「アソシエーション」というものがあります。

 

簡単にいうと、
認知には2種類あると言うことです。

 

「ディソシエ―ション」とは
自分がいる情景を
離れたところからも見ている
ものごとの見方です。

 

傍観者の立場と言われています。

 

それに対して、
「アソシエーション」とは
自分の体の中にいて
その自分の目から情景を見ている
ものごとの見方です。

 

あたかも、
自分がその情景の一員である
ように感じています。

 

当事者の立場と言われています。

 

説明しても分かりづらいので、
体感してもらいたいと思います。

 

例えば、
スキーで山を滑っている時の情景を
思い浮かべてみて下さい。

 

その時に、
上空から自分が滑っている姿が見える人と
風を切りながら雪面が見える人が
いると思います。

 

空から自分が滑っている姿が見える人は、
「ディソシエ―ション」で見ています。

 

風を切りながら雪面が見える人は、
「アソシエーション」で見えています。

 

ちなみに、私は、
「アソシエーション」で見えています。

 

あらかじめ言っておくと、
どちらに良い悪いはありません。

 

というのは、
意識をすれば、どちらにも、
切り替えることができるはずだからです。

 

ただ、無意識にどちらになりやすいのか?
知っておくのは、成果を上げる上で
大事なことです。

 

例えば、失敗をして、
気持ちを切り替えるというのは、
「アソシエーション」から
「ディソシエ―ション」に切り替える
と言うことです。

 

失敗したことを、
いつまでも、悔やんでいるのは、
「アソシエーション」です。

 

しかし、成果を出すなら、
反省し、失敗から学ぶ必要があります。

 

この時は、
「ディソシエ―ション」でなければ
なりません。

 

客観的にものごと振り返ることで
修正点が見えてくるからです。

 

これとは逆に、
相手に寄り添ったり、共感する時は、
「アソシエーション」である必要があります。

 

「ディソシエ―ション」では、
なんだか他人事に感じられてしまうからです。

 

このように、
「アソシエーション」と
「ディソシエ―ション」を
自在に切り替えられるようになると、
成果が出やすくなります。

 

だから、そもそも、
自分がどちらのタイプなのか?
を知っておくと、
適切な場面で切り替えやすくなります。

 

先ほど、スキーの例で
私は「アソシエーション」だと書きました。

 

たしかに、
お客様から相談をいただく時に
つい、お客様と同じ目線になって
しまいます。

 

これはこれで、
共感するという意味では有効ですが、
問題解決をする上では有効ではありません。

 

もっと、俯瞰して、
現状を見る必要があるからです。

 

だから、私の場合は、
「アソシエーション」である強みを
活かしながら
「ディソシエ―ション」に切り替える
ということを意識する必要があります。

 

こんなことは、
無意識にやっていることだと
思いますが、
言語化することで再現性が上がり、
成果が上がりやすくなるという訳です。

 

NLPの面白いところは、
これを相手に対して切り替えることが
できると言うことです。

 

長くなったので、
続きは、明日、書きたいと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

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