なぜ、フィードバックし合えることが組織の成長になるのか?

前回、フィードバックについて
書きました。

フィードバックのすすめ

 

フィードバックについて
書いている時に、
興味深いことを思い出しました。

 

それは、昨年、
チームビルディングの合宿勉強会で
仲間の一人である石塚さんが
こんなことを言っていました。

 

 

「チームビルディングとして
まず目指すべきは、

職場で社員同士が
フィードバックし合えるようになること

ではないか?」

 

本質を突いた言葉だと思います。

 

では、なぜ、

職場で社員同士が
フィードバックし合えるようになること

を目指すべきなのでしょうか?

 

それには、まず、
フィードバックの定義を確認したい
と思います。

 

この本で、中原先生は

フィードバックとは

「耳の痛いはことであっても、
部下の現状をしっかり伝えて、
将来の行動指針をつくること」

とおっしゃっています。

 

なるほど、
耳の痛いことが言えるということは、
お互いに信頼関係ができていると
いうことです。

 

それは、組織として目指すべき状態
と言えそうです。

 

 

しかし、
本当の意味は別のところにあります。

 

フィードバックの具体的な内容は、

①「現状の通知」

②「立て直し」

です。

 

①「現状の通知」を上手くするコツは、
目指すべき「的」を明確にすることです。

 

相手が目指すべき「的」が分かって
いないと、フィードバックは出来ません。

 

 

つまり、
お互いにフィードバックし合える
ということは、
お互いが目指している「的」
知っているということです。

 

研修などで、参加されている方に
聞いてみると分かりますが、
他部署の目標を知っている人は
ほとんどいません。

 

下手すると、
自分の部署の目標だって
知りません。

 

これで、
フィードバックができますか?
ということです。

 

 

フィードバックというと、
きついことを言うみたいな
イメージがありますが、

 

本来のフィードバックは、
相手のことを思っていないと
できないのです。

 

本人が行きたいところに
行けていないのを
教えてあげる感じです。

 

 

そして、
これが一番大事なことですが、
他部署がどこに行こうとしているのか?
が分かれば、協力できるということです。

 

部署間でいがみ合っているのは、
お互い嫌いだからではありません。

 

自分の部署の目標を優先的に
達成しようとするからです。

 

しかし、
他部署の目標を知っていたら
どうでしょうか?

 

また、他部署の目標達成が、
自分の目標達成に役に立つとわかって
いたら、どうでしょうか?

 

協力すると思います。

 

社員同士がフィードバックできる
ということは、
協力し合うということです。

 

まず、
このような状態を目指しましょう!
というのが、
チームビルディングなんです。

 

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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