何のために質問をしているのか?

3月14日に安倍総理大臣が
今回のコロナウイルス対策について
記者会見を行いました。

 

前回の記者会見を
途中で切り上げたことが
批判されたせいか、
今回は時間をかけて
記者からの質問を受けていました。

 

ところが、
記者からの質問は・・・

 

中国全土からの入国制限は
遅かったとの反省はあるか?

 

非常事態宣言は
政権への信頼が大事だが、
その信頼が失われている

 

など安倍総理を批判する前提で
質問をしているような印象を受けました。

 

まるで、
安倍総理を糾弾する会でした。

 

疑惑や間違っていることがあれば、
それに対して、糾弾したり、
批判は必要だと思います。

 

しかし、
今回の記者会見の目的は何でしょうか?

 

安倍総理が会見をしたのは
「緊急事態宣言」を可能にする
改正特別措置法や経済対策についてです。

 

そうであるならば、
記者の役割は、
総理大臣がやろうとしている
戦略を引き出すことだと思うのです。

 

日本という国が
どのようにコロナ危機を乗り越えるのか?

 

そのために、
国はどのように考えていて、
国民に何を望んでいるのか?

 

それらを引き出して、
コロナ危機に効果的に対処できるように、
多くの国民に知らせるのが、
マスコミの役目だと思うのです。

 

総理大臣のあら捜しをするのが
目的ではありません。

 

総理大臣が
うまく伝えられないことを
質問で引き出していくのが、
記者の役目だと思うのです。

 

今、大事なことは、
このコロナ危機を乗り切ることです。

 

そのためには、
相手を責めるのではなく
相手の考えていることを知ることが
大切です。

 

しかし、
質問をすることで、
相手を追い詰めてしまう・・・

 

これではうまくいきません。

 

実は、会社でも同じことが
起こっています。

 

昨日のブログで、
管理職を任命した人間が
管理職を信じられない限り、
組織は機能しない
という話をしました。

 

自分が任命した管理職を信じられるか?

自分が任命した管理職を信じられるか?

 

それは、逆も同じことが言えて、
管理職も社長を信じないと
組織は機能しないのです。

 

対話の基本は
相手を信じることです。

 

ただ、
上手くいっていない場合は
相手のことを嫌っていることが
多いように思います。

 

現実的に嫌いな人を信じるのは
難しいと思います。

 

だから、
好きになる必要はなくて、
相手が何を考えているのか?
を知ることから始めるとよいと思います。

 

すると、意外と
自分も同じようなことを
考えていたということがあります。

 

同じようなことを
考えていたのであれば、
そこで協力すればよいのだと思います。

 

同じようなことを考えている
ということは、
共通のビジョンを持っている
ということです。

 

共通のビジョンがあれば
好き嫌いを乗り越えて
協力できると思うのです。

 

先日「Fukushima 50」を観て
菅元総理も日本を救うことに
必死だったんだな!
と思いました。

 

そう思うと
福島原発の現場に乗り込んでいった
菅元総理の気持ちが
分かるような気がします。

 

好き嫌いに関係なく
相手の気持ちを理解しようと
思うことから対話が始まります。

 

まずは相手の気持ちを感が手見る
ということから始めるとよいと
思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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