人はなんとなく話していない

先日、社員面談をしました。

 

面談が終わった後、
社長さんに
「面談中にどんなことを考えて
面談をしているんですか?」
という質問をされたので、
その話をしたいと思います。

 

 

面談に限らないのですが、
人が話をする時って、
なんとなく話していない
思うんです。

 

何か気になることとか、
伝えたいことがあって
話しているはずなんです。

 

だから、相手が、
突拍子もない話をしたとしても、
それは、私にとって突拍子もない
だけであって、本人にしてみれば、
理由があります。

 

その理由を考えることって
大事なことだと思うのです。

 

 

その時に私が考えているのが
「選択理論」です。

 

人は行動する時に、選んでいます。

 

何を選んでいるか?というと
「快」です。

 

「快」=「自分にとっての心地よさ」
です。

 

 

その「快」には5つの基本的な欲求が
あると言われています。

 

①愛・所属の欲求
人を大切にしたい!されたい!
人が大好き!
誰かと一緒にいたい!
一緒に働く人が重要!

 

②力・価値の欲求
認められたい!役に立ちたい!
勝ちたい!結果を残したい!
賞賛されたい!

 

③自由の欲求
自分で判断したい!
人にあれこれ言われたくない!
自分で選びたい!

 

④楽しみの欲求
楽しみたい!
笑いが大切!
充実感!
やりがいのある仕事!
学びたい!
関心が高い!
好奇心が高い!

 

⑤生存の欲求
安全な環境にしたい!
平穏で安定が得たい!
住環境や家族のことが大切

 

以上の5つです。

 

 

人はいずれかの欲求を満たそうとして
行動をしています。

 

だから、相手が突拍子もないことを
言ってきても、そこには、必ず、
欲求があるはずなんです。

 

まずは、
その欲求がどれか?を考えます。

 

その欲求が分かってきたら、
どうして、その欲求を選んでいるのか?
を考えます。

 

場合によっては、
本人に聞く場合もあります。

 

「お話を聞いていて、〇〇の欲求が
あるように感じたのですが、
他にエピソードでもありますか?」
みたいな感じです。

 

 

いずれにしても、相手の背景に何があるのか?
を探るといったら、おかしいですが、
共感できる材料を探すって感じです。

 

これって、先日、
説明したトリプルループです。

シングル・ループ
物事に「適切に取り組んで」いるか?
⇒どのような態度で話をしているのか?

 

ダブル・ループ
「適切な物事」に取り組んでいるか?
⇒何を話しているのか?

 

トリプル・ループ
何が適切で、何が適切でないかについて、
「どのように判断している」のか?
⇒なぜ、この話をしているのか?

 

昨日まで、横川さんの宮崎合宿に参加して
いたのですが、横川さんは、
「相手の目の中に映る自分を見る」
という言い方をしていました。

 

昨日のブログはコチラ ↓

すべての道は宮崎に通じる

 

相手との関係において、
共通の経験がなければ、相手を理解する
ことは出来ません。

 

私が、社員面談でやっていることって
こんな感じです。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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