会社は経営者で決まるって本当ですか?

先日、5〜6年ぶりに
マクドナルドに行きました。

 

期限切れ鶏肉を使用した
チキンナゲットの問題や
価格破壊をするビジネスモデルに
嫌気がさして足が遠のいていました。

 

しかし、2〜3ヶ月前に
テレビでマクドナルドの復活劇を
観て、マクドナルドが変わった
ことを知りました。

 

 

マクドナルドの前経営者の原田泳幸さん
は、業界の革命児として
マクドナルドに乗り込みました。

 

結コストカットを押し進めることで
業績を上げてきましたが、
キチンナゲットの事件や
そのスタイルが仇となり、
業績が悪化して、退任となりました。

 

私もマックに行かなくなった
一人です。

 

その後、マクドナルドに来たのは
サラ・カサノバさんです。

 

外国の人が来て、マック、大丈夫?
と思ったのを覚えています。

 

 

しかし、この サラ・カサノバさん は
立て直しの仕方を知っていました。

 

お客様の声を聞いて改善
⇒子連れの主婦をターゲットに定め、
その不安をヒヤリングして改善

給与を上げる
⇒赤字にもかかわらず基本給を2%アップ

一体感を生み出す
⇒社員と12万人のクルーに手紙を出したり
オリジナルダンスを作って皆で踊る
動画を作成
という手を打ちました。

 

あの逆境の中、
これだけ適切な手を打てるのも
すごいと思います。

 

 

テレビ番組もその論調です。

 

しかし、これだけの規模の企業が
このスピードで業績回復したのは、
従業員の基礎体力だと思います。

 

従業員の基礎体力とは、
戦術を実行できる力です。

 

経営者の狙い通りに動ける現場力です。

 

サラ・カサノバさんの打ち手は、
目新しさはありません。

 

当たり前のことを当たり前に
やったということです。

 

大したことはしていない
と言いたのではありません。。

 

私が言いたいのは、
サラ・カサノバさん の戦略が
優れていたのではなくて、
実行する力が優れていたのだと
と言いたいのです。

 

 

組織を変えようという時に
最新のやり方や奇抜なアイデアに
すがりたくなります。

 

しかし、
最新のやり方や奇抜なアイデアは、
やり方が確立していないから最新であり、
成功する可能性が低いから奇抜なのです。

 

さらに、現場は新しいことや奇抜なこと
をしながら、日々の業務を回すことなんて
至難の業です。

 

だから、
組織を変えようという時に
複雑なことをしてはいけないのだ
と思います。

 

私が組織を変える時に一番大事だと思うのは、
「現場がやりたいと思っていることをする」
ということです。

 

理由は2つあります。

 

 

1つ目は、単純に「やりたい」と思うことを
するのが、もっとモティベーションが高い
ということです。

 

何が正解か分からない世の中で、
唯一正解があるとしたら、
成果が出るまでやるということです。

 

やり続けるという原動力は、
「やりたい」と思うことをすること
だと思うのです。

 

2つ目は、会社が変わったと実感して
もらうことです。

 

会社を変えるということは、
過去何度もやろうとしているはずです。

 

しかし、変わらずに元のまま
なんてことが多いのだと思います。

 

その度に、社員は失望しているのです。

 

だから、会社を変えると言っても
社員はどうせ変わらないと思っています。

 

そんな中で、現場の意見を取り入れて
変わったといくことは、大きなインパクト
になり、会社の本気が社員に伝わります。

 

そうやって、組織が変わっていくのだと
思います。

 

 

ただ、問題は
現場がやりたいと思っていることが
業績に結びつくか?ということです。

 

そう考えると、
現場がやりたいことを
会社の業績に結びつけるのだから、
やっぱり、サラ・カサノバさんは
すごい経営者なのかな?

 

社員がやりたくなる戦略を練ることが
大事であるとともに
それを実現できる社員の力も大事だと
いうことだと思います。

 

結局は、会社を変えるには、
経営者と社員が力を合わせるしかない!
という当たり前の結論になってしました。

 

 

今日はこんな感じで!

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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